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K.S.先輩の回答 面接の数十分は俳優になろう やりすぎくらいがちょうどいい
サービス業 内定
K.S.先輩
女性
学芸学部
保有資格は運転免許くらい。手に職はもちろんなし。文系で、しかも実学より学部縮小の憂き目にあっている学問のほうが好き。所属サークルも文化系。休日の過ごし方も体育会系とは無縁。リーダー経験は特になし。ないない尽くしで特筆すべき点を一向に見けることができず、なかなかエントリーシートが埋まらなかったタイプの人間です。
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Q.1 自己分析にはどう取り組みましたか。
- A.
- 就職活動を始めるに際し、まず自己分析から始める方が多いかと思います。しかし私は業界研究を通し自己分析をする方法をとりました。具体的には、「大人の社会見学だ」という気構えで業界を選ばず、とにかく説明会に参加。会社を選ぼうとするのではなく、もっと単純に、何を「いい」と思って何を「嫌だ」と思うのかを明確にします。視野も広がりますし、単なる性格診断に終わらず、「どんな社会人になるのか」という点から自己分析ができた気がします。
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Q.2 面接について、事前の準備や工夫したことを教えて下さい。
- A.
- 「面接の数十分間、自分を女優だと思え!」
これは面接に臨むにあたり受けたアドバイスの一つです。いわゆる日本人的に例にもれず、自分をアピールすることがどうにも恥ずかしくて苦手なわたしですが、面接のときだけは、素の自分を封印。身近な人の中で一番プレゼンが上手な人をイメージして、その人になりきることを心がけました。自分の中ではやりすぎだと思うくらいアピールしたと思っても、受け取る側には大して伝わっていないものらしいので、逆にやりすぎくらいがちょうどよいかと思います。
面接にあたっては、なにかやりたいことがあって、もしくはなりたい自分像があって、そのためにこそこの会社に入る必要があるんだという強い思いを持つ「自分」をアピールしました。就活で不安がいっぱいのちっぽけな一学生についてではなく、「こんなことをやりたい」という夢で形作られる「将来なりたい自分」について語ろうと努めました。いわば自分の理想を語ることになるので、声にも言葉にも力が入りやすく、よりポジティブな気持ちで面接官にアピールすることができたような気がします。
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Q.3 親に感謝していることはありますか?
- A.
- ただただ話を聞いてうなずいてくれたこと。
これまでの人生を振り返ってみても、これほど多くの、かつこれほど重大な決断を短期間で迫られた時期はありませんでした。自分なりに一生懸命考えて最善の選択をしたつもりでも、どこか不安は残るもの。自分のことを生まれた時から見続けて一番親身に考えてくれている存在である親だからこそ、肯定されることのポジティブな影響力は大きいです。私の場合はそれだけで不安が消え、自信をもって頑張れました。
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Q.4 内定した会社を選んだ決め手は?
- A.
- その会社でやりたいこと、自分ができるであろうことが一番具体的にイメージできたから。それに加えて、業界的にも会社的にも今後数年が一番脂がのるおいしい時期だと感じ、転職してから入ったのではそれを逃してしまう恐れがありました(わたしの個人的な見解ですが……)。そういった意味で、今この時この会社を選ぶ意味というものが見いだせたことも決め手になりました。
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Q.5 基本情報
- A.
- ・志望職種:記者、編集者
・説明会に行った企業数:40社以上
・エントリーした企業数:20社
・エントリーシートを提出した企業数:15社
・面接を受けた企業数:10社
・内定(内々定)した企業数:1社
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いつでもどこでも思いついたことをメモできるもの。 就活を始めてから終わるまで1年以上ありますが、基本的には何をしていても常に就活が意識にあります。自分の考えがまとまらないとか、ESがうまく書けないとか、そんな悩みは片時も頭を離れることはありません。そしてそんな悩みを解決してくれるいい考えというものは、たいてい全く関係ないことをしているときにふっと思いつくもの。紙と鉛筆でも、充電されている携帯でもなんでもいいのですが、すかさず考えをメモできるものは常備しておくといいと思います。
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就活も遊びも含め、予定がたくさん書きこんであるスケジュール帳 就活期はスケジュール帳が企業説明会の予定で真っ黒になります。それを後で見返すだけで「頑張った自分」を視覚的に再確認できて気分がよくなります。それだけでもいいのですが、友人とのものでも個人的なものでも、息抜きの予定をたくさん書きこんでおくようにしていました。「明日もスーツか……」と暗くなった時には、それを見るだけで元気になれたものです。就活期、ほぼ毎日どころか数時間おきに見るスケジュール帳だからこそ、効果は絶大でした
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K.S.先輩の「就活体験レポート」
2024/11/23 更新
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