教えて!先輩

S.Y.先輩の回答 説明会の案内は秒速で反応を 面接は早めに経験を!

S.Y.

大手信託銀行 内定

S.Y.先輩

男性

経済学部

こんにちは。就活では大学3年の秋まで(結局、ズルズルと4年夏までプールに出入りしていましたが……)奔走した母校水泳部でのOBコーチ活動についてひたすら話していました。就活は今後の人生を決める重要なイベントで、苦しい日々が続きますが、あまり近視眼的にならず、やるときはやる、飲んだり遊んだりは手を抜かない、などメリハリをつけて頑張ってください。意外な所からヒントが見つかるかもしれませんよ。

  • Q.1 志望業種はどのように絞っていきましたか。

    A.
     早いうちに絞ることは危険なので、手広く見て、その中から直感的にピン!ときた会社と同業他社を、とやっていけば自然と絞れていきます。
  • Q.2 インターンシップに参加しましたか。

    A.
     参加もしなければ受けもしませんでした。そのことで不利を感じたことは一度もありません。
  • Q.3 OB・OG訪問はしましたか。どのような方法で探しましたか。

    A.
     所属が近いところほど応じてもらいやすいです。大学、というくくりよりもサークルやゼミ、とかの方がヒットしやすいということ。父親の知り合いとか案外話がつけやすくていいかもしれませんよ。気をつけたほうがいいことは、時間がない中わざわざ会ってくださるのですから、失礼が無いようにということと、質問はあらかじめ何個か用意しておいた方がいい、くらいだと思います。あとアポ取りは早めに。
  • Q.4 会社説明会(企業、合同、学内、どれでもOK)に参加する際にやっていたことを教えてください。 

    A.
     個別説明会は多くの場合、突然案内が来て、メーカーとかであれば秒で埋まります。なので、スマホにもパソコン用のメーラーは入れておいて、通知オンにし、即座に対応できるようにしましょう。説明会ではノートを持って行ってメモを取るようにし、他人が質問した内容もメモしておく。そうすれば無理に自分から手を上げずとも情報が手に入ります。臨んだ質問が出なかったら自分から聞きに行きましょう。
  • Q.5 自己分析にはどう取り組みましたか。

    A.
     自己分析用の参考書とかたくさん出ているので、あの通り進めれば相当なものが出来るはずですが、量が多すぎて大抵途中で挫折するので、それこそ就活解禁1カ月前の時間があるときに集中してやれば効果的だと思います。自分は途中であきらめたので、やり方を変え、自分史を殴り書きしてそこでどんなエピソードがあったか、どんなことを考えていたかとかを思いつくままに書いていました。それすらもしんどければ、面接でよく聞かれる質問が何個かあるので、それに特化したものだけ用意するだけでも十分効果があると思います。
  • Q.6 ESについて、書く際に気をつけたこと、工夫したことなどを教えてください。

    A.
     ワードに下書きしておく。文字数や半角全角のチェックをしておく。手書きの物は、コピーして何文字入るかチェックしてから、その文字数に応じたものをワードで打ち、それから手書きする。郵送する際は必ず透明のクリアファイルに入れたうえで封をする。ノリはスティックのりを使う。など
  • Q.7 面接について、事前の準備、工夫を教えてください。

    A.
     数を重ねると聞いたことのない質問は殆どなくなってくるので、早いうちに練習しておき、そもそも想定外をなくしておく。志望動機はなぜその業界→なぜその業種→なぜその会社→そこでどんなことをやりたい、と一貫性を持たせて作っておく。他に受けている企業とその理由を聞かれることが案外多いので、面接中の会社が一番いきたいってなるよううまいこと一貫した理由を作っておく。間違っても「練習のためです」などと言ってはいけない。
  • Q.8 グループディスカッション対策はしましたか。

    A.
     日ごろから集団で話し合うことがあれば特に必要ないと思います。空気を読むこと・無理に目立ちたがらないことが大事。
  • Q.9 SPI(などの適性検査)対策はしましたか。

    A.
     ナツメ社の青色の本である程度やりました。勉強そのものもいいけど、実際に何回か受けてから本命の会社のを受けるようにしましょう。
  • Q.10 SNS(フェイスブック、ツイッターなど)を就活に活用しましたか。

    A.
     使っていません。特にツイッターの就活関連アカウントはろくなものがないので基本フォローしなくていいです。強いて言えば、ユニスタイルというところはES締切やESの例などを呟いてくれるので実用的でした。実際に見るには有料会員になる必要があります。
  • Q.11 親との関係で何か後輩にアドバイスがあれば教えてください。

    A.
     経済援助や相談がいつでも受けられるように日ごろから良好な関係を築いておきましょう。親の仕事のことやその友人の現在の様子とか聞いてみても面白いかもしれません。

     親にされて(言われて)いやだったことは、選考がうまく進んでいる時はおだててくれるのに、失敗すると当たりがキツくなること。逆に親に感謝していることは、夜遅くまで話し合ってくれたこと。わずかだが経済援助をしてもらったことです。就活については話し合ったりする程度でしたが、最初はプレエントリーを手伝ってもらいました。
  • Q.12 これから就活を迎える子どもをもつ親御さんにメッセージを。

    A.
     「こうしろ」と言ってはいけません。「いつでも相談してくれ」スタンスでいてください。お金の援助をしてあげてください。特に就活終了後、アルバイトができずに資金面で苦しくなると思うので、その援助を。
  • Q.13 就活にあたっての友達との関係について、思いつくエピソードがあれば教えてください。

    A.
     就活への意識が高い人低い人、いろんな人と交友関係を持って、ちょくちょく会って話す機会を持つといい刺激になります。同じ企業を受ける相手の場合は注意深く接していきましょう。薬にも毒にもなります。
  • Q.14 就活全般を振り返って、やっておいて役に立ったことがあれば教えてください。

    A.
     OB訪問。就活憂さ晴らしと称した友人との遊び・飲み会(おかげでそこまで仲良くなかったコミュニティに以前に比べかなりコミットできるようになりました)。好きなことを続けること。
  • Q.15 内定した会社を選んだ決め手はこれだった!

    A.
     内定を頂いた会社の中で一番待遇の面やネームバリューに惹かれた。懇親会などで多くの人に会う中で、徐々に人柄や業務内容の良さに気づいた。
  • Q.16 就活の落とし穴はこれ!

    A.
     面接を経験するのが遅かった。おかげで慣れ段階に入るのが8月ギリギリになってしまった。8月に入ってから初めて最終面接で落ちる経験をしたので、ショックからの立ち直りに時間がかかった。
  • Q.17 基本情報

    A.
    ・志望職種:不動産、鉄道、メーカー、金融
    ・説明会に行った企業数:30~40
    ・エントリーした企業数:50弱
    ・エントリーシートを提出した企業数:30弱
    ・面接を受けた企業数:20程度
    ・内定(内々定)した企業数:2
  • 手帳、スマホ、充電器、クリアファイル、ノート、ハンカチ、制汗スプレー、水着、自分が一番輝いていた時に持っていた自信