大手信託銀行 内定者の就活体験
ESもギリギリ、自己分析も……それでも内定、就活にのめりこむな!
S.Y.先輩
大手信託銀行 内定 経済学部 男性
2015年11月24日
最初は「とりあえず」でメーカー、不動産志望
就活が解禁される3年生3月までには特に何も就活対策はしていませんでした。2月ごろに就職四季報と業界地図は手にしましたが……。
2015年3月の解禁に伴って合同説明会に数回行き、とりあえず決めておいた業界(不動産、メーカー)の説明会にプレエントリーし予約をちょこちょこはじめました。
不動産を志望したのは不純な動機なのですが、ゼミの先輩が大手不動産会社から内定をもらい、OB会で「凄い会社に内定したな!」ただならぬ評価を受けていたのでそんなにすごいのかと興味を持ったのがきっかけです。私が心のどこかで、大学受験のように『内定を貰うのが難しい会社から内定を貰い、就職することが就活のゴールである』という発想に捉われていたからかもしれません。
また、別の大手会社のセミナーでグループワークの内容が面白く、また基本は東京勤務、英語は必要ない(と、当時は思っていた)ということで自分の理想に合致したこともあります。会社全体として社員が少ないことも魅力でした(大学がマンモス校で人間関係が希薄になりがちということもあり人が多いのに嫌気がさしていた)。
メーカー志望の理由は、日本と言えばモノづくりという短絡的な発想から。また、いいモノを作って人に使ってもらうというのは、いやらしさがなく真っ当な仕事であるという印象がありました。更に、技術職と営業職とで文系理系が共に手を取り合って働くということに、文系だけに囲まれるキャンパスライフより知的な刺激が受けられると思いました。
2015年3月の解禁に伴って合同説明会に数回行き、とりあえず決めておいた業界(不動産、メーカー)の説明会にプレエントリーし予約をちょこちょこはじめました。
不動産を志望したのは不純な動機なのですが、ゼミの先輩が大手不動産会社から内定をもらい、OB会で「凄い会社に内定したな!」ただならぬ評価を受けていたのでそんなにすごいのかと興味を持ったのがきっかけです。私が心のどこかで、大学受験のように『内定を貰うのが難しい会社から内定を貰い、就職することが就活のゴールである』という発想に捉われていたからかもしれません。
また、別の大手会社のセミナーでグループワークの内容が面白く、また基本は東京勤務、英語は必要ない(と、当時は思っていた)ということで自分の理想に合致したこともあります。会社全体として社員が少ないことも魅力でした(大学がマンモス校で人間関係が希薄になりがちということもあり人が多いのに嫌気がさしていた)。
メーカー志望の理由は、日本と言えばモノづくりという短絡的な発想から。また、いいモノを作って人に使ってもらうというのは、いやらしさがなく真っ当な仕事であるという印象がありました。更に、技術職と営業職とで文系理系が共に手を取り合って働くということに、文系だけに囲まれるキャンパスライフより知的な刺激が受けられると思いました。
高望み就活を見直し 金融機関に志望広げる
4年生5月にかけては説明会に何回か参加。早いところはエントリーシートの提出を求められたので、5月に数社提出しました。志望業界と関係なく、人の紹介でOB訪問を二人ほどやりました。そこでは不動産のこれからや、どんな学生時代を過ごされてきたか、現在のお仕事での良いところや悪いところなどを聞きましたが、待遇などについては怖くて聞けませんでした。
ただ6月ごろになると行き詰まりはじめ、あまりに高め・狭き門を狙い撃ちすぎる現状を見つめ直し、別の社会人とのお話の中でもう少し他にも自分に向いた業界があるはずだと考えるようになりました。大学時代に打ち込んできた中学水泳部のコーチの時のように、「自分の知識や経験・人柄を武器に戦える堅実な仕事」という観点から一部金融機関も見始めました。
金融機関のOB訪問では出来るだけ若手の方に会って、選考の時の状況や周りにどんな考え方の人が多いか、知っておくべき業界や各企業の情報などを伺いました(同業他社のA社はここが強いがここが弱い、最近実はこんなプロジェクトに力を入れている、など)。今だったら、内定直前+入社時に考えていたキャリアプランと現状、各部門の様子とか聞くと思います。
ただ6月ごろになると行き詰まりはじめ、あまりに高め・狭き門を狙い撃ちすぎる現状を見つめ直し、別の社会人とのお話の中でもう少し他にも自分に向いた業界があるはずだと考えるようになりました。大学時代に打ち込んできた中学水泳部のコーチの時のように、「自分の知識や経験・人柄を武器に戦える堅実な仕事」という観点から一部金融機関も見始めました。
金融機関のOB訪問では出来るだけ若手の方に会って、選考の時の状況や周りにどんな考え方の人が多いか、知っておくべき業界や各企業の情報などを伺いました(同業他社のA社はここが強いがここが弱い、最近実はこんなプロジェクトに力を入れている、など)。今だったら、内定直前+入社時に考えていたキャリアプランと現状、各部門の様子とか聞くと思います。
しゃべる内容は「盛って」好反応得る 日焼けと筋トレで見た目も変える
6~7月はエントリーシート提出に追われました。6月中旬の小田急電鉄のグループディスカッションで、初めて選考に参加。7月初旬から鉄道会社の1次面接及びリクルーター面談が始まるも玉砕。金融のリクルーター面談に数社参加。8月解禁の会社の面接予約をどんどんいれていきました。7/28に生命保険会社から内定「のようなもの」をもらい、7/30には水泳の大会に参加しました。
志望動機を練るのが苦手だったので、学生時代ネタを徹底して面接官の心に響かせよう、と意識していました。あとは面接中ひたすら相手の様子を伺いながら、しゃべる内容を臨機応変に「盛って」、いい反応を取りに行きました。なので面接後の手応えと結果は確実に比例していました。
補足するなら、雰囲気が真面目(強いて言えば、暗く)見られがちなのでプールで体を焼き、筋トレをしてスポーツマン感を醸し出すようにしていました(話の内容と見た目を一致させるために)。ほかは特に人一倍ここを頑張った!というような就活エピソードはありません。人並みもしくはそれ以下にセミナーに参加し、ESはギリギリ提出、OB訪問も並、自己分析も特に……という感じです。
8月は毎日3~4社面接を受け、8/12に大手信託銀行から内定。8/17までに他の第一志望群からお祈りを受けたため、そこへの就職を決め「終活」しました。
志望動機を練るのが苦手だったので、学生時代ネタを徹底して面接官の心に響かせよう、と意識していました。あとは面接中ひたすら相手の様子を伺いながら、しゃべる内容を臨機応変に「盛って」、いい反応を取りに行きました。なので面接後の手応えと結果は確実に比例していました。
補足するなら、雰囲気が真面目(強いて言えば、暗く)見られがちなのでプールで体を焼き、筋トレをしてスポーツマン感を醸し出すようにしていました(話の内容と見た目を一致させるために)。ほかは特に人一倍ここを頑張った!というような就活エピソードはありません。人並みもしくはそれ以下にセミナーに参加し、ESはギリギリ提出、OB訪問も並、自己分析も特に……という感じです。
8月は毎日3~4社面接を受け、8/12に大手信託銀行から内定。8/17までに他の第一志望群からお祈りを受けたため、そこへの就職を決め「終活」しました。
後輩たちにメッセージ!
就活だけに躍起になっている人に、企業の方々は興味を持ちません。いくら早くから動き始めても、中身のない人には結局悲しい結末が待っています。なので、今、何か課外活動や研究など頑張っていることがあるなら、それを最後まで悔いなくやり遂げた上で就活に臨めばいいと思います。インターンシップに参加するのなら参加することに意義を見出すのではなく参加することで得られるもの(この業界は合わない、など)に見出してください。
あとは、就活は慣れの要素が大きいので、面接やらOB訪問のテクニック面を3月から6月にかけて、早いうちに学べばいいと思います。たくさん失敗しましょう。とにかく伝えたいのは、「学生時代一番力を入れたことは就活です」なんて人にならないで!
あとは、就活は慣れの要素が大きいので、面接やらOB訪問のテクニック面を3月から6月にかけて、早いうちに学べばいいと思います。たくさん失敗しましょう。とにかく伝えたいのは、「学生時代一番力を入れたことは就活です」なんて人にならないで!
2024/10/14 更新
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