まだ内定を持っていない就活生からこの質問を受けると、私はたいていの場合、「ウソでもいいから、第1志望と言ったほうがいい」と答えています。そう言わないと内定を得られない会社があるからです。人気企業では、多くの学生が「第1志望」と答えます。そうではない学生はよほど魅力的じゃないと採る理由がありません。「営業職だから、ウソでも『第1志望です』と言い切ってしまう人がほしい」という企業まであります。「第1志望」に対する答えは、ウソである可能性も織り込み済みということですね。
しかし、例外もあります。
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オリエンタルランド】お願いしたいのは、本音で話してほしいということ。「第1志望です」と言っていただけるのは嬉しいのですが、「他社も受けていて、まだ迷っています」と正直に言ってもらって構いません。第1志望と言わなければ落とす、なんてこともありません。内定を出した後に「実は……」ということもあるので、本当の思いを聞かせてほしいですね。
オリエンタルランドはじっくり時間をかけた個人面接をします。根掘り葉掘り、深掘りされますから、ウソはばれます。「
特別編Part7『面接はありのままで』の落とし穴!万全の準備で初めて『自然体』」でも書きましたが、本音で話さないと評価すらしてもらえません。面接だけでなく、それまでの間に採用担当者らと打ち解けて話す機会があった場合は、正直に話したほうがいいでしょう。そんな会社の担当者なら、親身になって一緒に考えてくれるはずです。
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