SDGsに貢献する仕事

東京建物株式会社

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東京建物〈後編〉ずっと賑わっていける場を開発していきたい【SDGsに貢献する仕事】

2025年09月03日

 SDGs(持続可能な開発目標)関連の業務に携わっている若手・中堅社員に直撃インタビューする「SDGsに貢献する仕事」の第26回。まちづくりを手がける大手デベロッパーの東京建物、後編をお届けします。都立公園で初めてのPark-PFIを利用した「都立明治公園」プロジェクトを手がけるなど、「進取の精神」がある東京建物。伝統ある会社ですが、新しい提案を取り入れ、バックアップしていこうという社風があるといいます。東京建物で働くやりがい、就活時の思い出についてもうかがいました。(編集長・福井洋平)

【お話をうかがった方のプロフィル】
新規事業開発部 インフラ・PPP推進グループ 黒田敏(くろだ・さとし)さん(写真右)
2012年同志社大学商学部卒、同年東京建物入社。住宅営業部、住宅事業部、2020年グロービス経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得し、同年ソリューション推進部インフラ・PPP推進グループを経て2021年に現部署。

サステナビリティ推進部(市場・政策調査部と兼務) 種田安純(たねだ・あすみ)さん(写真左)
2023年早稲田大学法学部卒、同年東京建物入社。2023年に市場・政策調査部に配属、2025年よりサステナビリティ推進部を兼務。

(前篇はこちらから

自分たちの利益を優先しない、ギブ先行も

■PPPの軸とは
 ──大型開発案件は多くの関係者がかかわります。時には批判されることもあると思いますが、御社はどのようなスタンスで臨まれていますでしょうか。
 黒田敏さん やっぱり、自分たちの思いとか考えていることをちゃんと発信するのがすごく重要です。それを言わないまま、勝手に解釈されてしまうと、勘違いをされやすいと思います。我々は、「地域のための公園になるよう、取り組んでいます」としっかり伝える必要があると思います。

 ──これからもPPP案件に取り組まれると思いますが、東京建物が手がける案件の軸は何ですか。
 黒田 人に愛される、人が集まる、行ってみたい、行ったらオモロイやん、かっこいいじゃん、素晴らしいじゃんと思ってもらえる体験をつくりたいと思っています。我々も事業をしている上場企業なので、お金を稼がないといけないという側面もあります。ですが、まずそのリアルな場が盛り上がり、その場の価値を高めることがものすごく重要だと思います。特にPPPで取り組むような公共施設は、その意識がとても重要だと思います。
 これは我々、デベロッパーとしての開発でも同じことが言えます。テナントから賃料をもらって終わり、では、まさに持続的ではありません。やっぱり、その場がずっと賑わっていけるというところまで見据えて、開発をすべきです。お互いWin-Winになれるように人との関係性をつくっていけるかどうかが、本当のデベロッパーだと思います。
(写真はlivedoor URBAN SPORTS PARK(有明アーバンスポーツパーク)=東京建物提供)
 ──そのためには何が必要ですか。
 黒田 自分たちの利益だけを優先しないということですね。時には、先にギブをしてからテイクをもらうのも大事です。ギブにはリスクもありますし、お金もかかるかもしれない。リターンも戻ってこないかもしれないという不確実性もありますが、その覚悟を持てるかが大事です。

 ──他のデベロッパーと比べて、「うちはここが違う」というところはありますか?
 黒田 先にギブをすることには不確実性やリスクがあったり、お金もかかったりするんですけど、しっかり取り組む意義があると認めてもらえれば後押ししてもらえます。創業者の安田善次郎が旨とした「進取の精神」がしっかりと会社に根付いていると思いますね。

 種田安純さん 私が就職活動をしていたときにも、当社の人事担当者が「すごくチャレンジできる会社だよ」と言っていました。実際に入社してみて、確かに当社はボトムアップの気風が強いと感じます。私はまだ入社3年目で若手の部類ですが、「こういうことをやりたい」「こういうことを考えてみたい」と上司に提案すると、快く受け入れてもらえる環境だと思います。

先輩たちの突破で許容値が上がっている

■つくりたいまち
 ──黒田さんがつくりたいまちとは?
 黒田 同業他社から「めっちゃイケてる」って言われる、まちづくりのプロたちが認めるまちです。
社外からの評価は重要だと個人的には思っています。もちろん、社内の評価も大事なんですけども、周りからどう見られるかに敏感になってもいいんじゃないかと。明治公園に対する声も意識していて、SNSなども常にチェックしています。

 ──どんな反応がありました?
 黒田 いい評価をいただいています。特に今はTOTOPAやイベントなどユニークな取り組みをしているので、すごくポジティブな声が多いです。

 ──イベントやコンテンツをつくるソフトパワーを持っているのは、御社の強みですか。
 黒田 最近では、読売広告社と共同で「WonderScape」という新会社をつくりました。コト事業や、非不動産の価値をどう高めていくかを研究する部隊が我々の新規事業部の中にもあります。公園というフィールドに人が集まれば、そこに生まれてくる新しいことや、協賛企業をつけながらイベントをすることもできるようになります。

 ──なぜ、そういったことが東京建物では可能なのでしょうか?
 黒田 「提案したらいけるかもしれない」と社員が思っているのは大事だと思います。「こういう取り組みを過去にしていた」と、過去の先輩方が突破して許容値を上げてくれた雰囲気を社員が感じています。提案することはすごく重要で、しないで文句を言うのはダメですね。実際に何か提案をして、ネガティブにはじかれることは少ないと思います。「こうやって工夫をしたら、もう少しできるようになるんじゃない?」 とアドバイスをくれたり、協力的だったりするのが当社です。

 ──まさに南大井の物件や明治公園もリーディングケースになると。
 黒田 そうなると嬉しいです。私も先輩方の事例を基に会社を説得してきましたので、後輩の方々にリーディングケースとして評価いただけるのは大変光栄です。
■行政とのプロジェクト
 ──現在3年目の種田さんから見て、「このプロジェクトはすごいな」というものはありますか?
 種田 どのプロジェクトも、それぞれにすごさがあるなと思いますが、冒頭に出てきた豊島区庁舎と分譲マンションが一体となった「ブリリアタワー池袋」は私自身も実際に物件を見に行って、衝撃を受けました。こうした新しい取り組みができるのは、当社が行政の方々と信頼を積み重ねていった結果だと思います。他の案件も、周辺地域の方々や行政の方々と信頼関係を地道に、泥臭く、積み重ねていった先輩方のおかげで物件ができていると感じます。

 ──行政との折衝を乗り越えてつくっていると。
 黒田 そうですね。自治体の案件は基本的にすべてコンペなので、コンペにまず勝たないといけない。コンペを取った後も大変ですが、出来上がったものはすごく注目度の高いものが多い。成果が大きいから、大変なことにも頑張って耐えられます。

 ──池袋は、区庁舎があったときと本当に雰囲気が変わりました。
 黒田 建物が変わったり、広場が変わったりするだけで、まちの雰囲気まで変わるところが不動産のパワーです。我々も仕事冥利に尽きるというか、やっていてよかったと思う瞬間です。

グループ全体でサステナビリティ推進めざす

■種田さんのお仕事・目標
 ──種田さんの今後の目標は。サステナビリティ推進部で、これからやっていきたいことは?
 種田 私自身は現在コーポレート部門に所属していますが、ゆくゆくは黒田さんがお話しされていたような住宅事業やビル事業、新規事業などをいろいろと経験して、その中で「東京建物イズム」を感じたいです。当社として強い思いを持って開発するような物件、自分の思い入れのある物件を手がけたいと思っています。

 ──今は具体的にどういったお仕事をされているんですか。
 種田 サステナビリティ推進部では、ESG評価機関向けの開示資料の作成や、当社事業において持続可能なサプライチェーンを構築するための取り組みもしています。また、東京建物グループ一体となってサステナビリティを推進していくことが今後はより重要になっていくため、多くの社員にサステナビリティについて理解してもらえるよう、各部署と協力して取り組みを推進したり、社内研修を行ったりしています。

 ──グループ全体としての当面の課題は。
 種田 今後は、環境面や社会面の取り組みについて、グループ会社全体で足並みをそろえて進んでいく事が重要だと思います。当社グループの全ての社員が同じ方向を向いて、サステナビリティの目標を達成していくんだ、という意識を持てるようにしていきたいと思っています。
 例えばGHG(温室効果ガス)の排出や再生可能エネルギーの導入については当社グループ全体での中長期的な目標も定めていますし、今後はより一層グループ全体でサステナビリティを推進していく意識が重要になると考えています。

 ──「人権」についてはどのような取り組みを考えていますか。
 種田 当社グループの全従業員の人権を守っていく体制の強化はもちろんのこと、当社が関わる取引先の方々に対しても人権尊重の取り組みを進めていただけるよう、アンケートや面談等による働きかけを行っています。
 また、海外事業における人権リスクにも留意しています。現地の施工現場で働いている人の労務上の権利が守られていなかったり、現地の習慣、宗教上の配慮が足りていなかったりすることが人権リスクになり得るため、グループ一体となって人権をきちんと守るための取り組みを進めています。

 ──種田さんが特に「これを進めたい」と思われることは。
 種田 いま進めているのは、取引先も含め、当社のサプライチェーン全体で人権、環境などの様々なリスクを減らしていくための取組みです。社会をより良くしていこうという取り組みをサプライチェーンマネジメントという観点で進めているので、そこがよくなると当社の事業も社会的により受け入れられるものになると思いますし、取引先の方々からも当社が社会的な責任に目を向けていることをご理解いただけると思います。

「信頼を未来へ」体現する社員多い

■種田さんの就活
 ──種田さんは何年入社ですか。
 種田 私は2023年入社です。就活のときはデベロッパーを中心に見ていて、「長期的な視点で価値を提供できることに携わりたい」という思いがありました。なにかを単発でつくって終わりではなく、長い目で見て責任を持てることがいいと思い、不動産業界の中ではデベロッパー、ハウスメーカー、他には損害保険会社も見ていました。

 ──大学時代はどういった勉強を?
 種田 大学時代は法学部に所属して、法学部で憲法を学んでいました。人の権利、生存権などを議論していく中で、長期的にものを見ていくことはすごく大事だと感じました。それが就活にも自然に出てきたと思います。公務員も考えていましたが、民間企業の方が新しい取り組みやチャレンジングな取り組みをしたり、収益面も見ながら付加価値が高いものをつくったりするイメージがあり、そういった取り組みにチャレンジしてみたいなと思いました。

 ──東京建物のインターンシップは参加されたのですか。
 種田 はい。2日間の夏インターンシップと、3日間の冬インターンシップに参加しました。夏のインターンシップは自分たちで再開発プランを考えるワーク型で、冬のインターンシップは実際に当社が開発した物件を見に行ったり、会議に同席したりする配属体験をする形でした。配属体験では、物流施設を開発するロジスティクス事業部に配属され、実際の物流施設を目の当たりにしてそのスケールの大きさに圧倒されました。

 ──なぜ、東京建物が第一志望だったのですか?
 種田 当社グループには「信頼を未来へ」という理念がありますが、就職活動を通して出会った社員にそれを体現している人が多いと感じました。学生相手にも真摯に対応してくれ、本音で語ってくれた記憶があります。私自身もそういった社風に共感しましたし、「この会社に入ったら、自分もこう過ごせるだろうな」とイメージが湧きました。

 ──これまでの仕事で印象深いものはありますか?
 種田 直近では1月からサステナビリティ推進部に配属になり、それまでやっていた仕事とは全く違う観点で会社を見るようになりました。サステナビリティレポートという当社の取り組みの開示物が毎年発行されるのですが、その作成に携われたのは、すごく印象的でした。当社の事業やサステナビリティの取組みについて、それまで自分が見えていなかった視点で見ることができ、とても勉強になりました。

■種田さんのやりがい
 ──東京建物で働くやりがいを教えてください。
 種田 サステナビリティ推進部で、現場の社員が思いを持って取り組んでいることを対外的にきちんと開示していくというところに携われるのは大きなやりがいです。当社は129年続いている歴史ある会社で、「日本最古のデベロッパー」とも言われます。そういった長い歴史を持っている当社が、今後も存続していくために必要なサステナビリティに携われるのは、長い歴史のその先を見据えていく仕事ができているという点で、やりがいを感じます。

 ──働きやすさはどうですか。
 種田 とても働きやすいです。みなさん、すごく優しくて、部署を兼務したり、異動したりしても、すぐになじめるような温かい雰囲気です。

学生をコマのように見なかった

■黒田さんの就活
 ──黒田さんは2012年入社ということで、どういった業種を見ていらっしゃったんですか。
 黒田 デベロッパー1本で見ていました。メーカーも含めてたくさん受けたんですけど、第1志望はデベロッパーでした。
 デベロッパー志望の理由は就活では言ってませんが、地元が北海道の田舎の町で、「おしゃれでイケてる開発をして、地元の人たちに注目されたい!笑」という、すごい単純な動機でした。プロデュース力を身につけて、地元に帰って、世界中の人が訪れる町にしたいという思いがきっかけですね。

 ──東京建物のよかったところは。
 黒田 就活でいろんな企業の人事に会いましたが、東京建物の人が一番好きだと思ったんです。何回も話しかけてくれ、フレンドリーで、「一人の人間として学生を見ている」「学生をコマのように見ない」「自分に向き合ってくれている」と愛情を感じ、就活で東京建物のファンになりました。

 ──黒田さんも種田さんも、会社の魅力に「人の温かさ」を挙げていますね。
 黒田 暖かさは大事です。デベロッパーの業務は人間力と大きな資金を使って開発をしていく、いろんな仕事をお願いする仕事なので、人が魅力的であるというところが、結果的に業務のクオリティを左右すると当時も思っていました。そういう意味では、人に助けられたり、いろいろな縁で仕事をもらえたりといったことにつながりやすいような会社だと感じ、自分もそういう環境に身を置きたいと思いました。

 ──当時、東京建物という会社にはどういうイメージを?
 黒田 学生の頃は知らなかったんです。大学時代は関西にいたので「東京建物」と言った瞬間、「どこやねん」と関西の友人からは言われました。でも、デベロッパーに絞った瞬間に調べ始めて、いろんな業界や会社を調べて、ここに行き着いたという感じです。

熱い気持ちあれば受け止めてくれる会社

■面白かった仕事
 ――入社後、一番面白かった仕事は何ですか。
 黒田 私は住宅の販売業務、推進と今の新規事業で案件投資や取得にもかかわるなど業務的にはいろんな業務をしましたが、それぞれ思い出深いですね。1年目はBrillia Tower 池袋の販売現場にいました。高額帯の物件で、それまで自分がなかなか接するようなことが無かったお客様と接する体験ができたのは、いい思い出ですね。南大井も、明治公園もTOTOPAも思い出深いです。

 ──明治公園内にスパ「TOTOPA」をオープンさせましたが、スパをやろうというのはなぜ思いつかれたのですか。
 黒田 私がサウナ好きだということもありますし、当社が持っているノウハウ、リソースを違う形でバリューアップしていくというところは会社としても取り組んでいくべきと思いました。開発中は「首都圏で行っていないところはない」というぐらいスパやサウナに行きました。

 ──TOTOPAの良さは。
 黒田 TOTOPAの良さは無駄がないつくりで、ほしい機能が集約されている点です。すごく細かいこだわりですけど、ロッカーがすごく広いんですよ。私は自分の体が大きいのもあるのですが、ロッカーが狭い、省力化されがちなところに不満を感じていて、そこには相当配慮しました。ホスピタリティ、おもてなしの空間としてこだわりを随所に入れていて、ロッカーは最もわかりやすい「こだわりポイント」の代表例です。
(写真はTOTOPAの男性浴室=東京建物提供)
■黒田さんのやりがい
 ──黒田さんの東京建物で働くやりがいは。
 黒田 社員の意見をものすごく尊重してくれるところです。私自身、自分で提案をするのが好きなので、熱い気持ちがあれば受け止めてくれます。課題ももらいますけれども、頑張る人に対しての応援をしてくれる会社だと思っています。業務だけではなく、例えば福利厚生も含めて、社員の学びをバックアップする制度もたくさんあります。私自身も大学院の進学をサポートしてもらったように頑張る人には本当にたくさんの愛情を投下してくれる会社です。

 ──仕事をしていて、充実する瞬間というのは。
 黒田 やっぱり出来上がった施設をお客さんが使ってくれている時ですね。私もTOTOPAによく行くんですけど、それは自分がつくった施設をお客さんがどう、体験しているか、楽しんでいるか、クレームも含めて感じるのが好きだからです。その時はめちゃくちゃ幸せですね。サウナの気持ちよさよりも、そっちの気持ち良さが完全に勝っています。笑
 不動産は答えがないと思っています。みんな不安を抱えながら開発しているんですよね。マーケットに受け入られるかという緊張感が常にあって、その緊張感が解放されるのは、お客さんが喜んでいるときです。その瞬間にアドレナリンが出るというか、「仕事をやってきてよかった」と感動できる瞬間です。

 ──働きやすさも感じますか?
 黒田 はい。開発中の不安は会社としての一体感で乗り越え、最後はお客さんに喜んでもらえる。アメを2回もらえるので、働きやすいですね。

(インタビュー写真・岸本絢)

SDGsでメッセージ!

 就活は真剣だからこそ、目の前のことに精いっぱいになることが多いと思います。私が就活をしていた時に、当社の人事担当から言われたことがあります。それは「木を見て森を見る」ということです。これは社員1人1人を見ながら、会社全体のビジョンや、目標も見ていくという、その両方が必要だということです。私自身もその視点を持って就活をしてよかったなと思いますので、ぜひみなさんもそういった視点を持って、就活を頑張っていただきたいと思います。(種田さん)

就活生の皆さん、今いろいろ悩んで就活をされているかと思いますけれども、私がみなさんのその不安な就活を、1発で解決する魔法の言葉を届けたいと思います。私もそれを就活中ずっとやっていたんですけれども、まず面接に行って、「第一声をめちゃくちゃでかい声でしゃべる」。これがあると、すごく自分も緊張がほぐれますし、結果、相手の印象もすごくいいと思います。
当社にそういう元気のある方がたくさん入ってくると嬉しいと思いますので、一緒に入ってきて楽しんで「まちづくり」をしましょう。よろしくお願いいたします。ありがとうございました(黒田さん)

東京建物株式会社

【不動産】

 東京建物は、1896(明治29)年に旧安田財閥の創始者である安田善次郎によって設立された、日本で最も歴史ある総合不動産会社です。安田が旨とした「お客様第一」の精神と、時代の流れを先んじて捉える進取の精神を企業活動の原点とし、地域の魅力や価値向上に取り組んでおり、現在ではオフィスビルや「Brillia」として展開するマンション、商業施設、物流施設、ホテルなど幅広く事業を展開しています。