人事のホンネ

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 「人事のホンネ」特別編の第4回は、採用選考で企業がもっとも重視するコミュニケーション能力(コミュ力)を取り上げます。でも、企業が求めるコミュ力って何だかわかりますか。「友だち多いし大丈夫」と思い込んでいる人もいるかもしれませんが、仕事で必要なコミュ力は単に「すぐ仲良くなれる」こととは違います。面接で注意するポイントをまとめました。(編集長・木之本敬介)

(写真は、「朝日学生キャリア塾」での面接特訓の様子)…続きを読む

みなさんに一言!

電通】最初の面談では、サービス業なのでコミュニケーション能力を一番に見ています。すぐ人と仲良くなれますという狭義のコミュニケーション能力じゃなく広義の能力です。要は、面談員の質問を素早く理解し、自分の考えを的確に簡潔にまとめて、分かりやすく説明できるかどうかというベーシックな面。あとは、イマジネーションというか洞察力。こう言うと面談員はどういう気持ちになるのか、だとするとどう伝えればいいんだろうなど、細やかな対応ができるかどうか。
 危険察知能力もありますね。「志望動機は?」と問われて、用意してきた動機を延々としゃべり続けたりしたら危険察知能力ゼロでしょう。面談員が飽きていることに気づかず、短い面談時間の中で5分間も志望動機をしゃべるなんてあり得ない。そういったことも含めてコミュニケーション能力なんです。

人事のホンネ

【特別編 Part4】

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