
日本を代表するグローバル企業である日産は2016年、三菱自動車を傘下に収めました。日産・仏ルノー連合は、世界の年間販売台数でトヨタ自動車、独フォルクスワーゲン、米ゼネラル・モーターズのトップ3に迫り、注目を集めています。
■採用人数
――2016卒の新入社員数と2017年入社予定の内定者数を教えてください。
2016年度の新入社員数は約530名で、事務系約70名、技術系約280名、技能系約180名という内訳です。2017年度入社予定の内定者は約550名を予定しています。
――プレエントリー、エントリー数はどのくらいですか。
数は外部に公表していませんが、プレエントリーは万単位、エントリーは数千という単位です。前年と比べて数はあまり変わっていません。
■採用選考の流れ
――採用の流れを教えてください。
2017年度採用においては、3月以降、会社・職種説明会を行いました。説明会では、日産の仕事の仕方を体験してもらうために、ワークショップを行っています。そこでは、実際に日産が抱えている課題に対し、社内で実際に使っている「V-up」という問題解決手法を活用し、取り組んでもらいます。4月以降、「キャリアディスカッション」を行います。キャリアディスカッションは、学生の希望職種と弊社の部門担当の人事が面談し、その部門や仕事についてより詳細に説明をしたり、先輩と懇談をしたり、双方のマッチ度を確認します。6月以降、面接を複数回行い、合格に至ります。
――説明会は何人規模ですか。
各回30名程度です。
――理系の採用プロセスはどうなっていますか。
基本的なプロセスは上記の通りです。弊社は、リクルーター制を採用しているので、6月の面接までにリクルーターが学生と複数回会い、会社や職種等についてよりリアルな情報を提供しています。
――学校推薦は多いのですか。
具体的な比率は申し上げられませんが、結果として毎年一定割合に達しています。
――技術系だけでなく事務系も職種別採用をしていますね。日本の企業では珍しいと思いますが、どんな狙いがあるのでしょう?
私たちには「NISSAN WAY」というグローバルで共有している価値観があります。そのキーワードの一つに「すべては一人ひとりの意欲から始まる」というものがあります。職種別採用は、こういった個を重視する日産の採用における考えの一つです。