人気企業の採用担当者に編集長が直撃インタビューする「人事のホンネ」。携帯キャリア「au」などを展開する大手通信会社のKDDIの後編をお届けします。2020年に導入したKDDI版ジョブ型人事制度の目的は、変革の時代にあわせ社員1人1人がプロフェッショナルになっていくこと。実力本位の評価制度で、初任給から差がつくこともありますが、専門家としてのスキルアップだけでなくKDDI人としての人間力も評価の対象としています。KDDIで働くやりがい、自身の就活期の体験についてもくわしくうかがいました。(編集長・福井洋平)(前編はこちらから)
■ジョブ型人事制度について
──KDDI版ジョブ型人事制度は2020年度からのスタートですが、なぜこのタイミングでスタートしたのでしょうか。
一番大きいのは時代背景です。変化が激しくて、先が見えない世の中で、KDDIの社員一人ひとりがプロフェッショナルになっていくことが大事だと考えました。変化していく時代時代に合わせて、価値を創造し、成果を創出していかなければいけない。そういったときにKDDIの社員の1人1人が、プロフェッショナルに成長していくことが必要です。リーダーとしてプロフェッショナルになっていくということもあるし、自分の持っているジョブを尖らせて、エキスパートになっていくという方向もあります。社員がそうやって成長することが、KDDIの持続的成長にもつながる。なおかつ、社会にも価値を出していける、と考えました。…続きを読む








