今回はまず、うそのような本当の、本人がなつかしそうに語る笑い話からはじめます。
ものづくりの会社の社長として、がんばっている女性の話です。不屈の闘志の持ち主で、政府から経済政策についての意見を聞かれるほどのひとです。
彼女はちいさいときからインターナショナルスクールにかよっていました。だから、日本語より英語の方が得意でした。とくに漢字を読むのが苦手でした。
就職活動で、彼女はあるテレビ局の試験を受けました。
試験官から、この原稿を読んで、と手渡されます。〈冒頭から、漢字だ。どうしよう、とにかく読まなくっちゃ〉。そして、彼女は口をひらきます。
「よしら……、よしら……、よしら?」
白髪の試験官が、おこりはじめました。「きみは、こんな字も読めないのか!」
彼女は、切れちゃいました。イスを蹴っ飛ばし、放送禁止用語をはき、会場をでました。そして、彼女は、FMラジオのDJになり、そして家業をつぎ、いまがあります。
さて、彼女が「よしら」と読んだのは、「吉良」です。
インターナショナルスクールで、忠臣蔵の「吉良上野介」は教えませんよね。
みなさんは、読み方、わかりますね。念のため、こたえは……、最後にかきます。
ものづくりの会社の社長として、がんばっている女性の話です。不屈の闘志の持ち主で、政府から経済政策についての意見を聞かれるほどのひとです。
彼女はちいさいときからインターナショナルスクールにかよっていました。だから、日本語より英語の方が得意でした。とくに漢字を読むのが苦手でした。
就職活動で、彼女はあるテレビ局の試験を受けました。
試験官から、この原稿を読んで、と手渡されます。〈冒頭から、漢字だ。どうしよう、とにかく読まなくっちゃ〉。そして、彼女は口をひらきます。
「よしら……、よしら……、よしら?」
白髪の試験官が、おこりはじめました。「きみは、こんな字も読めないのか!」
彼女は、切れちゃいました。イスを蹴っ飛ばし、放送禁止用語をはき、会場をでました。そして、彼女は、FMラジオのDJになり、そして家業をつぎ、いまがあります。
さて、彼女が「よしら」と読んだのは、「吉良」です。
インターナショナルスクールで、忠臣蔵の「吉良上野介」は教えませんよね。
みなさんは、読み方、わかりますね。念のため、こたえは……、最後にかきます。