全国紙記者 内定者の就活体験
A.T.先輩
全国紙記者 内定 国際教養学部 女性
2014年11月26日
3年夏に新聞社3社のインターンシップに
3年生の夏に、新聞社3社のインターンシップに参加しました。実際にどういう仕事をしているのかを見たり、記者の方と話したりする中で、より「記者になりたい」という気持ちが固まっていきました。特に印象に残っているのが、インターン先で聞いた「取材相手と一緒に心を裸にする」という記者の言葉です。取材相手にばかり話したくないことを話させるのではなく、同時に自分自身のマイナスな部分を隠さないで話すことで、より心を開いて話が出来ると言っていました。人と真正面から向き合う仕事だと感じ、強く記者の仕事にあこがれを持つようになりました。
また、インターンシップで出会った仲間と就活中に励ましあい、大きな支えになったので、同じ志を持つ人との出会いがあったのも大きかったです。
10~11月頃から文章を書く練習を少しずつ始めました。初めは、自己分析もかねて自分の半生を1ページにまとめたり、気になる社会問題について自分の意見を書いたりして、教授や記者の方に添削してもらいました。
同時に、筆記試験時に加点される資格(語彙読解力検定とニュース時事能力検定)を取得しました。
また、インターンシップで出会った仲間と就活中に励ましあい、大きな支えになったので、同じ志を持つ人との出会いがあったのも大きかったです。
10~11月頃から文章を書く練習を少しずつ始めました。初めは、自己分析もかねて自分の半生を1ページにまとめたり、気になる社会問題について自分の意見を書いたりして、教授や記者の方に添削してもらいました。
同時に、筆記試験時に加点される資格(語彙読解力検定とニュース時事能力検定)を取得しました。
趣味の欄に「アイドル研究」」で面接でも盛り上がり
就活を始めたきっかけは、1年間の米国留学から帰国したことです。
6月に帰国後、一番に始められるのはインターンシップだと思ったので、色んな新聞社のホームページを探し、応募しました。そこから少しずつ、友人や先輩に紹介してもらいOB・OG 訪問をしたり、色んな新聞を読んでみたりするようになりました。OB・OG訪問では、記者生活で最も心に残っていること、どんな後輩と働きたいか、自分の印象については必ず聞いていました。就活のアドバイスでは「社会問題の知識以外に、自分の好きなものを語れると強い」と言われました。
私はアイドルにはまっていたのですが、「誇れる趣味でもないかな」と思い、あまり公言していませんでした。しかし、アドバイスされてからは、趣味の欄に「アイドル研究」と書くようになりました。すると面接でよく興味を持ってもらえるようになり、自分の好きなことなので夢中で話すことが出来ました。趣味以外でも、面接では自分の詳しい分野に話を持っていけると強いと思います。
また、私は筆記試験が不安だったので、資格の勉強を早めに始めて知識の基礎をつくりました。
6月に帰国後、一番に始められるのはインターンシップだと思ったので、色んな新聞社のホームページを探し、応募しました。そこから少しずつ、友人や先輩に紹介してもらいOB・OG 訪問をしたり、色んな新聞を読んでみたりするようになりました。OB・OG訪問では、記者生活で最も心に残っていること、どんな後輩と働きたいか、自分の印象については必ず聞いていました。就活のアドバイスでは「社会問題の知識以外に、自分の好きなものを語れると強い」と言われました。
私はアイドルにはまっていたのですが、「誇れる趣味でもないかな」と思い、あまり公言していませんでした。しかし、アドバイスされてからは、趣味の欄に「アイドル研究」と書くようになりました。すると面接でよく興味を持ってもらえるようになり、自分の好きなことなので夢中で話すことが出来ました。趣味以外でも、面接では自分の詳しい分野に話を持っていけると強いと思います。
また、私は筆記試験が不安だったので、資格の勉強を早めに始めて知識の基礎をつくりました。
記者志望の友人と作文練習を一緒に
3年生の2~3月はエントリーシートの提出ラッシュでした。新聞社のエントリーシートは手書きで文章量が多いため、清書用に書き写すだけで2~3時間かかりました。同時に筆記試験・作文対策をしなければならなかったので、常に何かに追われている状態でした。
この時期に同じ記者志望の友人たちと週1~2回集まり、作文・小論文の練習をしていました。制限時間を決めて原稿用紙に文章を書き、最後に見せ合いながら意見を交換しました。特に小論文の場合は時事問題を深く自分の中で咀嚼していないと書けないものが多いので、自分自身で新聞を読みながら考える習慣をつけておくといいと思います。
意見交換では、今まで正しいと思っていた漢字や言葉の使い方を指摘されることがよくありました。手書きで文章を書き、複数で読み合わないとなかなか気付かないことなので、友人と小論・作文対策グループを作ると良いと思います。
就活は一人で行動をすることが多いので、作文練習をして、その後にみんなでご飯を食べるのが就活中の大きな楽しみでした。
この時期に同じ記者志望の友人たちと週1~2回集まり、作文・小論文の練習をしていました。制限時間を決めて原稿用紙に文章を書き、最後に見せ合いながら意見を交換しました。特に小論文の場合は時事問題を深く自分の中で咀嚼していないと書けないものが多いので、自分自身で新聞を読みながら考える習慣をつけておくといいと思います。
意見交換では、今まで正しいと思っていた漢字や言葉の使い方を指摘されることがよくありました。手書きで文章を書き、複数で読み合わないとなかなか気付かないことなので、友人と小論・作文対策グループを作ると良いと思います。
就活は一人で行動をすることが多いので、作文練習をして、その後にみんなでご飯を食べるのが就活中の大きな楽しみでした。
面接ラッシュ時は実家の母と毎日電話
面接が始まる直前まで、エントリーシートに書いた内容をより深めるようにしていました。例えば、私は「気になる社会問題」の欄に出生前診断について書いていて、面接のときには関連した最新のニュースや、エントリーシートには書いていない自分の考えにも言及するようにしました。エントリーシートと全く同じ内容を話すと、面接官は「あぁ、エントリーシートと全く同じ話ね」と飽きてしまうように感じました。面接でエントリーシートと同じ質問をされたとしても、エントリーシートの暗唱はしないようにしました。
面接では、面接官との会話に集中。会話を楽しみながら素の自分を出すことが出来たと思います。のびのびと面接に臨むことが出来たのは「自分が出来る最大限の準備はしたから、ここで落ちても後悔はしない」と思っていたからです。
「こういう質問にはこう返せばいい」といったアドバイスをよく見かけますが、それはあまりあてにしていませんでした。自分のキャラクター、その場の雰囲気、面接官との相性で、何を言えば「うける」かは変わってくるので、あまり話を誇張したり嘘をついたりせず、自然体で答えるのが一番かな、と思います。
筆記試験・面接ラッシュで、内々定を頂くまで一日も休みがなく、気持ちが不安定だったので、実家の母とほぼ毎日電話していました(笑)。
面接では、面接官との会話に集中。会話を楽しみながら素の自分を出すことが出来たと思います。のびのびと面接に臨むことが出来たのは「自分が出来る最大限の準備はしたから、ここで落ちても後悔はしない」と思っていたからです。
「こういう質問にはこう返せばいい」といったアドバイスをよく見かけますが、それはあまりあてにしていませんでした。自分のキャラクター、その場の雰囲気、面接官との相性で、何を言えば「うける」かは変わってくるので、あまり話を誇張したり嘘をついたりせず、自然体で答えるのが一番かな、と思います。
筆記試験・面接ラッシュで、内々定を頂くまで一日も休みがなく、気持ちが不安定だったので、実家の母とほぼ毎日電話していました(笑)。
後輩たちに伝えたいこと!
恥ずかしがらずに色んな人を頼ってください。初めての就職活動を自分の力だけで乗り越えるのは、私にとっては無理でした。煮詰まった時、私は友人に会っておしゃべりしたり、家族に電話して一緒に自己分析をしたり………。面接前には教授やOB・OG訪問をした方に電話やメールで連絡をとってアドバイスを頂き、心を落ち着かせていました。振り返ってみると、就活はたくさんの人と会ったり話したりする大きなチャンスだったと思います。不安はあると思いますが、あまり自分の世界に閉じこもらず、自然体で頑張ってください。
2024/11/21 更新
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