エアライン 客室乗務員(CA職) 内定者の就活体験
母と二人で面接特訓、エピソードの引き出し増やす
S.H.先輩
エアライン 客室乗務員(CA職) 内定 法学部 女性
2017年11月07日
学生時代は何に力を入れていましたか?
中学時代はテニス部、高校時代はダンス部に所属し、部活づけの青春時代を過ごしました。大学でも、ほとんど体育会のように厳しいダンスサークルに所属し、大学3年の12月までダンスに明け暮れていました。勉強よりもダンスを優先してしまった感じでしたが、「全力で頑張った」と自信を持って言えます。
就活を始めたのはいつごろですか?
大学3年の1月です。ダンスサークルを引退し、そろそろ本気で就活をしなければと焦りも出はじめました。志望業界は、航空の客室乗務員を第1希望に、ITやイベントの企業も検討しました。企業説明会に行き、CAスクールにも通いました。TOEICやSPI対策も始めました。家では企業のサイトを見ることが多かったです。この時期は、就活を始めたはいいものの、何をどうすればいいのかよくわからず困惑していました。
インターンシップには参加しましたか?
はい、大学3年の8月に、大手IT企業の関連会社1社にだけ参加しました。ESの文量が少なかったのと、サークルで忙しい中ちょうど空いている時期だったので、そこにしました。ただし、その後先の選考に進むことはありませんでした。
業界・企業研究はどのようにやりましたか?
企業説明会に参加したり、企業のサイトを読んだりしました。OG訪問は、大学のキャリアセンターで先輩を探し、商社の一般職やCAの女性を中心に15~20人ぐらいお会いしました。
さらに、航空業界に関しては、「朝日学生キャリア塾」の講師の方から教わった方法で新聞記事をスクラップしました。スクラップした記事の脇に、自分なりに考えたことやエピソードをポストイットに書き添えて貼ったりしました。
さらに、航空業界に関しては、「朝日学生キャリア塾」の講師の方から教わった方法で新聞記事をスクラップしました。スクラップした記事の脇に、自分なりに考えたことやエピソードをポストイットに書き添えて貼ったりしました。
3月~(広報解禁後)の活動内容は?
興味の幅を広げるため、3月は毎日3社くらいのペースで説明会に行っていました。4月からはESに専念しました。早い会社だと3月から面接が始まっていたのですが、私は1社も受けていません。志望順位が高かった会社が5月に面接で、それが初めての選考になってしまいました。面接中、緊張のあまり頭が真っ白になり失敗しました。少しでも興味ある会社を見つけて、もっと早い時期に選考を受けておけばよかったと思います。
ESを書くときに工夫したことはありますか?
朝日新聞の「キャリア塾」に参加し、講師の方にESを添削してもらいました。アドバイスに従い文章を何度も練り直したおかげで、ESで落ちることはありませんでした。業界や職種によって書くエピソードを変えたり、同じエピソードでも切り口を変えたりするなど、受ける会社や職種に合わせて文章を工夫しました。
6月~(選考開始)の活動内容は?
6月はずっと面接でした。受けた会社には申し訳ないですが、本番の面接で面接練習をしていたような感じです。選考がない日は、母親と航空会社の面接練習をやっていました。ネットや本に載っている過去問を調べて想定質問を用意し、母と練習しました。本番で全く同じ質問をされたのは1回だけでしたが、面接慣れして質問されている間にも、「あのエピソード話そうかな」などと考える余裕ができました。答える内容を一字一句暗記することはありませんでした。
お母様とどのように面接練習をしたのですか?
ただひたすら、エピソードの引き出しを増やす練習をしました。自分の過去のエピソードを、思いつく限りポストイットに書き出し、ノートに貼りました。その時思ったこと、それに対して自分が起こした行動などをメモしました。母が面接官役になってメモを見ながらいろんな質問をし、私がそれに答える練習をしました。本番で聞かれたことも過去についての質問だったので、エピソードをたくさん用意していた私には難しく感じませんでした。この練習が、一番の“緊張ほぐしアイテム”になりました。つきあってくれた母には大変感謝しています。
内定した企業を選んだ決め手は?
社員の方に直にお会いして伝わってきた社風が一番の決め手です。面接会場で、社員の方が一生懸命私たちの緊張をほぐそうとしてくださり、感動しました。なんてあたたかい会社なんだろうと思いました。それが最終選考まで続いたので、「ここで働きたい」「ここの先輩たちと一緒に働きたい」と思いました。
就活全体を振り返って、後輩に伝えたいことは?
TOEICやSPI対策は、なるべく早い時期から始めた方がいいと思います。あと、何か一つでも自分が全力で取り組み、「これだけは誰にも負けない」と言えるものがあると、自信につながると思います。私は、大学のダンスサークルで50人の部員をまとめた経験がありました。また、家で母とやった面接練習も本当に役に立ちました。エピソードを徹底的に掘り起こし引き出しを増やしたことで、本番でも余裕を持って応えることができました。親に否定的なことを言われて耳が痛くなることもありますが、そこにヒントや“緊張ほぐしアイテム”が隠れているかもしれません。
■目指した業界 航空、IT、イベント
■説明会に行った企業数 約30社 ■プレエントリーした企業数 約30社 ■ESを提出した企業数 約20社 ■面接を受けた企業数 18社
■内定した企業数 2社
■目指した業界 航空、IT、イベント
■説明会に行った企業数 約30社 ■プレエントリーした企業数 約30社 ■ESを提出した企業数 約20社 ■面接を受けた企業数 18社
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2024/11/21 更新
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