全国紙記者 内定者の就活体験
行ける場所に行き、使えるものは使い、会える人には会おう
I.S.先輩
全国紙記者 内定 男性
2016年04月05日
インターンシップで社員とのコネクション作り意識
就活を始めたきっかけは大手新聞社の夏季インターンシップに参加したことです。それまでは国家公務員志望で勉強していましたが、インターンシップが予想以上に面白く、民間企業も視野に入れることに決めました。秋頃からいくつか合同説明会に参加するうち、マスコミ業界、特に新聞社記者職を目指すようになりました。新聞社インターンのエントリーシートを書きながら自身の経験を振り返ることで、自己分析も進んでいたと思います。
3年生の3月までは合同説明会に何度も足を運びつつ、大手新聞社3社とNHK、大手海運会社のインターンシップに参加しました。インターンでは会社・業界の雰囲気をつかんで社員の方たちとコネクションを作ることを意識していました。
インターンで得た人脈を活用し、OB・OG訪問も積極的にしていました。そこでは、主に取材の際の印象に残ったエピソードをお聞きしたり、取材先の方と記者の会合に入れていただいたりして、仕事へのイメージを深めていました。
エントリーシートの添削等をお願いした際も快く引き受けてくださって、アドバイスをいただきました。
また、複数人の方と同時にお話しする機会もあり、社員同士の関係性、また更にそこから社風なども見えてきて、職場の雰囲気をうかがい知ることもできました。
大手新聞社の選考に有利になると聞き、「語彙・読解力検定」の準1級を受験し合格しました。年が明けてからは新聞社の筆記試験の勉強を始めました。使っていたテキストは月刊新聞ダイジェストと新聞ダイジェストの季節号のみで、繰り返し何度も使っていました。
3年生の3月までは合同説明会に何度も足を運びつつ、大手新聞社3社とNHK、大手海運会社のインターンシップに参加しました。インターンでは会社・業界の雰囲気をつかんで社員の方たちとコネクションを作ることを意識していました。
インターンで得た人脈を活用し、OB・OG訪問も積極的にしていました。そこでは、主に取材の際の印象に残ったエピソードをお聞きしたり、取材先の方と記者の会合に入れていただいたりして、仕事へのイメージを深めていました。
エントリーシートの添削等をお願いした際も快く引き受けてくださって、アドバイスをいただきました。
また、複数人の方と同時にお話しする機会もあり、社員同士の関係性、また更にそこから社風なども見えてきて、職場の雰囲気をうかがい知ることもできました。
大手新聞社の選考に有利になると聞き、「語彙・読解力検定」の準1級を受験し合格しました。年が明けてからは新聞社の筆記試験の勉強を始めました。使っていたテキストは月刊新聞ダイジェストと新聞ダイジェストの季節号のみで、繰り返し何度も使っていました。
論文や作文は「一文一義」心がける 8月前に内々定もほのめかされ
3年生3月から4年生5月にかけては就活ナビサイトで新聞社や総合商社、大手メーカーや金融機関30社ほどにプレエントリーし、企業説明会に足繁く通っていました。ある程度業界は絞っていましたが、多い時は1日に3社行くこともありました。また、早くも選考が始まっている企業2社(地方新聞社、報道制作会社)のエントリーシートを提出して筆記試験と面接を受け、通過しました。
加えて、新聞社受験のひとつのハードルである論作文対策も始めました。インターンシップに参加した新聞社が作文講座を隔週で全6回ほどで開講していたので、そこに参加していました。論文をかく上では、自分が今書いているのは作文なのか、それとも論文なのか、というところに気を付けていました。個人的には、作文と論文では書き方が変わってくると思います。特に論文では、しっかりと論理立った話を、一文一義で歯切れよく、読み手が引き込まれるように書くことを心がけていました。
また、書いたものは必ず記者に見てもらっていました。自分では気がつかない、言い回しや描写の不自然な点を指摘していただき、より良いものにしていました。
この時期に1社、インターンシップに参加した大手新聞社から事実上の内々定のようなものをほのめかされましたが、何ら確証のあるものではなかったので無かったものとして就活を継続していました。
加えて、新聞社受験のひとつのハードルである論作文対策も始めました。インターンシップに参加した新聞社が作文講座を隔週で全6回ほどで開講していたので、そこに参加していました。論文をかく上では、自分が今書いているのは作文なのか、それとも論文なのか、というところに気を付けていました。個人的には、作文と論文では書き方が変わってくると思います。特に論文では、しっかりと論理立った話を、一文一義で歯切れよく、読み手が引き込まれるように書くことを心がけていました。
また、書いたものは必ず記者に見てもらっていました。自分では気がつかない、言い回しや描写の不自然な点を指摘していただき、より良いものにしていました。
この時期に1社、インターンシップに参加した大手新聞社から事実上の内々定のようなものをほのめかされましたが、何ら確証のあるものではなかったので無かったものとして就活を継続していました。
論文、作文は数を書くことを意識
相変わらず企業説明会に足繁く通っていた以外は、締め切りが立て続けにあった大手新聞社・通信社・NHK記者職のエントリーシート提出と論作文対策をしていました。インターンやOB・OG訪問で知り合った新聞記者の方に添削をお願いするなどして内容に磨きをかけました。論作文に関しては新聞ダイジェスト誌の通信講座も受講してとにかく数を書くことを意識し、日々作文に書けそうなネタはないか探していました。また選考が早く始まった企業2社の最終面接を受けました。残念ながらこの2社は落ちてしまいましたが、5月にほのめかされていた大手新聞社の内々定が確証のあるものになったので、気持ちを切り替えることにはさほど苦労しませんでした。この時期も新聞社選考に有利になると聞いて、ニュース・時事能力検定を受験しました。7月末に大手通信社の1次面接を受験し、通過しました。
8月に本命企業の内定を
大手企業の面接が始まりました。9社ほどにエントリーシートを提出していたものの、実際この時期に面接を受けたのは、既に5月に内々定をいただいていた大手新聞社より志望度の高かった別のマスコミだけでした。ただそのマスコミの選考フローは長く、筆記試験から最終面接まで2週間以上あったので、気持ちが緩まないように日々面接の想定をしていました。3回の面接を経て8月中旬にそのマスコミから内々定をいただき、就活を終えました。
後輩たちにアドバイス!
長丁場になると思いますが、フットワーク軽く、やれることは素直に全てやってみてください。行ける場所には行き、使えるものは使い、会える人には会う。その過程で自分が本当にしたいことが見えてきます。
就活はある意味で競争でもありますが、就活で出会う友達はライバルでもあり、同志でもあります。是非たくさん情報交換して高めあってください。
採用選考のフローなど、就活では不透明なことがかなり多くなってくると思います。時には企業に「裏切られた」と感じることもあるでしょう。でもどうか一喜一憂せずにどっしりと構えて、自分と企業の一対一の勝負だということを忘れないでください。
辛かったり助けが必要な時は、先輩や両親、OB・OGや大学の教授に躊躇せずに相談してください。思いもよらなかった「道」が見えてくるかもしれせん。
就活はある意味で競争でもありますが、就活で出会う友達はライバルでもあり、同志でもあります。是非たくさん情報交換して高めあってください。
採用選考のフローなど、就活では不透明なことがかなり多くなってくると思います。時には企業に「裏切られた」と感じることもあるでしょう。でもどうか一喜一憂せずにどっしりと構えて、自分と企業の一対一の勝負だということを忘れないでください。
辛かったり助けが必要な時は、先輩や両親、OB・OGや大学の教授に躊躇せずに相談してください。思いもよらなかった「道」が見えてくるかもしれせん。
2024/11/21 更新
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