就活体験レポート

出版 内定者の就活体験

雑誌読みあさりネタ探し 地道な努力は必ず実を結ぶ

A.U.先輩

出版 内定 文学部 女性

2016年04月07日

就活浪人を決断 筆記試験対策からスタート

 私は就活を2年間したのですが、1年目は右も左もわからない状態で、ただただ周りに流されて就活を始めたような感じです。3年の10月からSPIの勉強をはじめ、1月からESや面接の練習をやりましたが、結局うまくいきませんでした。出版業界で働く夢をあきらめきれず、就職浪人することにしました。
 マスコミは筆記試験が第一関門と聞いていたので、「新聞ダイジェスト」やマスコミ受験者向けの参考書を購入し勉強することから始めました。また、4年生の8~9月に東京の週刊誌でインターンシップに参加しました。2年目はマスコミ就活の選考の流れをある程度把握していたので、計画的に動けたと思います。ES提出や面接など本格的な就活がスタートするまで、何から手を付ければいいか分からずもどかしいかもしれませんが、きっと準備できることはいくらでもあるはずです。個人的には、選考が本格的に始まってしまうとなかなか時間がなくてできない筆記試験対策が一番とっつきやすいのではないかと思います。

ネタ探しに雑誌を読みあさる ESは120%の完成度を

 就活が解禁になった3月からはとにかく毎日ESを書いていました。ESのネタを探すために図書館や大宅壮一文庫(東京にある雑誌専門の図書館)で雑誌を読み漁り、書き上げたら作文塾の先生や出版業界の先輩にできるだけ見てもらうようにしていました。1年目の就活でESの大切さに気付き(通過さえすればいいと考えて書いたESだと面接でボロが出てしまいます)、常に120%の完成度を心がけていました。またES執筆の合間に、選考時期の早いITベンチャー企業の面接を受けていました。週刊誌の編集を志望していたのですが、最近どの出版社の週刊誌もネットニュースに力を入れているので、ウェブ広告ビジネスに興味が湧きITベンチャー企業を受験していました。結局ITベンチャーの面接は出版社の面接とかぶってしまい途中で辞退しましたが、面接の練習にもなったのでとても良かったです。

上京時はシェアハウス利用 コスパ&友人もできて一石二鳥

 6月からは本命である出版社の面接ラッシュでした。6~7月の2カ月間はほとんど東京で過ごしました。関西からの交通費や東京での宿泊費がかさみ、金銭的にも精神的にも一番ハードな2カ月でした。上京時は就活生用のシェアハウスを利用していたのですが、コストパフォーマンスもよく就活仲間も沢山出来たので、一石二鳥でした。上京時の面接以外の時間は、関西ではできないOB・OG訪問(関西には出版業界の先輩があまりいなかったため)の予定を入れ、時間を有効活用していました。6月は大手出版社の最終面接で内定を逃してしまい、半ば挫けそうになりながらも「もう後にはひけない」という思いで走り切りました。そして、7月末に志望していた出版社から内々定をもらい、2年間の就活を終えました。

後輩たちにアドバイス!

 1年目の就活では一つも内定をもらえず、既卒でもう一度チャレンジする道を選びました。「出版社で働きたい!」という夢をどうしても諦められませんでした。マスコミ就活は倍率が高く難関だとよく言われます。その倍率の高さから、大学受験と違い、マスコミ就活は「努力すれば必ず報われる」というものではないと当時は考えていました。実際、人より1年多く就活をして人一倍努力はしたつもりですが、なかなか内定を取ることができませんでした。しかし今、みなさんに胸を張って言えることがあります。地道な努力は無駄ではなかった、と。確かに、マスコミから内定をもらうことは「宝くじをあてる」ような倍率です。でも宝くじと違うのは、努力すれば確実にあたる確率があがることです。生まれつきの才能や運で内定をもらえる人も中にはいるかもしれません。しかしながらそういう人はほんの一握りです。私は、運や才能を持っているほんの一握りにはなれませんでした。でも、そこで諦めないでほしいです。絶対に、地道な努力が報われる日が来ます。
 マスコミ就活のことばかり書いてしまいましたが、すべての業界に当てはまることだと思います。就活は辛い事も沢山あると思いますが、それ以上に嬉しい事、楽しい事があります。どうせやるなら、楽しんだもの勝ちです! 皆さんの就活が実り多きものになりますように。陰ながら、応援しています!