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T.M.先輩の回答 ESは「1行目の競争力」を高めよう 面接時はヴィヴィアン・ウエストウッドの靴下
出版社 内定
T.M.先輩
男性
政治学研究科
授業中も、食事中も、移動中も、四六時中、競馬だけをしている時がありました。競馬をし過ぎて、夢の中でも、レースが再現されました。いれ込み過ぎて、インターネットの大会で1位になったこともあります。あの時の熱はありませんでしたが、就職活動の面接では、「女心より馬心」と自己紹介をしていました。それを受け止めてくれる企業もあり、改めて、就職活動って、答えがないものなのだと実感しています。
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Q.1 志望業種はどのように絞っていきましたか。
- A.
- 高校生の時から、漠然と出版社で働きたいと考えていました。高校生の時に、ファッション雑誌に載る経験があり、雑誌で働く方と接したことがきっかけです。将来は、絶対に就職をしたくないと考えていた私ですが、心の底から楽しそうに仕事をする編集者の方の背中を見て、これなら自分でもできるかなと思うようになりました。
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Q.2 インターンシップに参加しましたか。その後の選考に役立ちましたか。
- A.
- 6つ(4社、2団体)に参加しました。私は、ボランティアの運営団体や海外インターン、政治家インターンと、就職活動とはあまり関係のない長期インターンに参加しました。自分の興味関心を掘り下げることができ、貴重な経験を積むことができました。結果として、経験の幅が広がり、学生時代に頑張ったことなどで話すことができました。逆に、企業が主催するインターンは、説明会のようで、あまり良い印象は抱きませんでした。しかし、2016年度入社では、就職活動の長期化の影響で、数多くの友達が、囲い込みや、早期選考に参加していました。志望している企業のインターンの参加は、必須だったなと反省しています。
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Q.3 OB・OG訪問はしましたか。気をつけたことは。
- A.
- 友達の紹介で、出版社の方に、少しだけ会いました。気を付けた方が良いことは、特にないです。どちらかと言うと、気を使いすぎてあまりOB訪問をしなかったことを反省しています。
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Q.4 会社説明会に参加する際にやっていたことを教えてください。
- A.
- 説明会には、あまり参加しませんでした。しかし、関西のテレビ局など、接点のない会社の説明会には、参加するようにしていました。
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Q.5 自己分析にはどう取り組みましたか。
- A.
- テレビ、ラジオ、本、漫画、映画、スポーツと好きなもののベスト3をつけていきました。自分が、生まれた時から、どのようなものを好む傾向にあるのかを分析し、軸を模索しました。たまたまなのですが、出版社の面接では、様々な分野の好きなことを聞かれます。この自己分析のおかげで、面接で聞かれた時には、すらすらと出てきました。
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Q.6 ESについて書く際に気をつけたこと、工夫したことを教えてください。
- A.
- 1行目の競争力を高めることだと考えます。私は、自己PRで、挑戦をしたエピソードを書いていました。しかし、挑戦しましたと書くだけでは、ありきたりです。そこで、無茶なチャレンジで、ムチャレンジと書くようにしていました。その他にも、「子供中退」、「毎秒助演」、「有吉的存在による枠組み化」、「女心より馬心」と、一行目を見ただけで、これって何?と面接で聞きたくなるようにしました。志望していた出版業界は、言葉を扱う会社なので、このような攻めの姿勢は、意外と良かったのかもしれません。
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Q.7 面接について、事前の準備や、こんな想定外の質問をされた、といったことを教えて下さい。
- A.
- 私服面接の時には必ず、ヴィヴィアン・ウエストウッドの派手な靴下で面接に臨みました。私服面接の時には、かなりの確率で、「今日の私服のポイントは?」や、「私服に触れながら、自己PRをしてください」と言われます。その時に、少し悩んだふりをしてから、靴下を指し、「ワンポイント違う男です」と切り返していました。企画や視点もワンポイント違うことをアピールすることができ、面接官の方のウケも良かったと思います。
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Q.8 グループディスカッション対策はしましたか。
- A.
- グループディスカッションの本を、穴があきそうになるくらい熟読しました。結果として、ほぼ全てのパターンが頭に入り、熟読してからは、ほとんど通過しました。
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Q.9 SPI(などの適性検査)対策はしましたか。
- A.
- 問題集は買ったのですが、飽きっぽい性格なので、ほとんどやりませんでした。そのかわり、有料アプリをダウンロードして、トイレや電車で毎日解いていました。
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Q.10 親との関係について。
- A.
- 当事者ではない親の方が、実は心配だと思うので、親の話を聞いてあげることも大切かもしれません。出版社を志望している私に、親が、「就活頑張って」と図書カードをくれたことは嬉しかったです。一つひとつの本を大切に選び、業界研究をしました。一緒に取り組んだことは特にないです。ただ、希望している会社に内定して、一緒に喜んでくれることは、意外とありがたいです。当たり前のことだと言われるかもしれませんが、自分が嬉しい時に、親も喜び、自分が辛い時に、親も辛いと感じてくれることは、本当に感謝しなくてはならないと思いました。
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Q.11 友だちとの関係について。
- A.
- 毎日、友達とご飯を食べると、ストレスを溜めにくいと思います。ただ、私の友達は、油そばが大好きで、口が臭くなった状態で、グループディスカッションに臨んだことがあります。断ることも大切です。
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Q.12 就活全般を振り返って、やっておいて役に立ったことを教えてください。
- A.
- 就職活動中も「好き」を極めることだと思います。私は、テレビが大好きで、週に128番組録画し、学校では、ドキュメンタリーを撮影しています。面接官が知らないような地方の番組や、最近始まったばかりの深夜のバラエティーの面白さを必死に伝えました。面接が終わった後に、「テレビが大好きな○○君ね」と言われました。面接官の印象にも残りますし、出版業界という変わった業界では、オタクの要素が評価して頂けるのだと思いました。
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Q.13 内定した会社を選んだ決め手はこれ!
- A.
- 常に新しいことへの挑戦を推奨する社風で、一番わくわくしたからです。
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Q.14 就活の落とし穴はこれ!
- A.
- 時々、寝坊をして、面接を受けられなかったことです。志望していないからと開き直っていたのですが、人間として最低であり、大変申し訳なかったと心の底から思っています。今でも、謝りたい気持ちでいっぱいです。
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Q.15 基本情報
- A.
- ・志望職種:編集職
・説明会に行った企業数:2
・エントリーした企業数:約500(一括エントリーボタンを押しすぎました)
・エントリーシートを提出した企業数:約50
・面接を受けた企業数:約20
・内定(内々定)した企業数:2
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漫画家の方が使うトレース台です。これがあれば、字が下手な人でも安心です。誤字脱字も防げます。
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トレンドを追うことが好きなので、とにかく遊びました。そして、面接では、そのトレンドがなぜ、若者に刺さるのかを、実際の経験を通して話しました。ちなみにこれは、ハロウィンの画像です。るろうに剣心の格好をしていたのですが、数多くの外国の方から、「ファンです」と言われました。新しいコスプレの流行を、どのように漫画ビジネスに展開すれば良いのかを面接で話しました。息抜きですが、就職活動でも生かすことができました。
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出版社志望は、毎日が読書です。就職活動という建前で、大量の本を読み漁りました。特に、骨太な経済書は好きです。幸せな時間でした。
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T.M.先輩の「就活体験レポート」
2024/11/21 更新
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