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一つ目はまず海外で活躍できる素地がある会社。二つ目は自分自身がどこで一番成長できるのか、自分が今まで見えなかった景色が見えるようになるのか。そして、商品そのものを売るというよりは、自分自身が商品になる、という仕事がいいと思い始めました。言い換えれば、自分が成長していかなければ売れなくなる、ニーズがなくなってしまうような仕事です。そうした観点で、様々な業界を見ていきました。さらに、一つの会社に入ったとしても多くの業界の人と知り合える職場がいい、ということも大事な要素として考えていました。
■業界は複数あっても、見ているポイントははっきりとあった?
まさにそうですね。メーカーや通信、引き続き商社も金融も受けていましたし、業界で選ぶというよりは、まずそこで働いている人に会って、自分が思い描いているようなロールモデルの先輩がいるか、自分の軸と照らし合わせて選んでいきました。