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日本航空の先輩にインタビュー

第4回 将来の夢、就活生へのメッセージ
2018シーズン 【日本航空】

日本航空調達本部調達第二部航空機グループ 大出めぐみ(おおで・めぐみ)さん

2017年01月05日

■行きたい部署はありますか?

 今は希望を言える段階ではなく、何でも勉強しなきゃいけない時期だと思っています。実際今いる部署も、入社してすぐの頃はこういう仕事があることも知らず希望もしなかったと思うのですが、来てみたらすごく勉強になって面白い。なるべく、これがやりたい、これはイヤだ、という風には思わないようにしています。

■今後やりたい仕事は?

 もともと興味があったのはブランディング関連の仕事です。機内サービスの質やマイレージプログラムの利用、就航スケジュールの利便性などエアラインを選ぶときのポイントはお客様の世代やご趣向によって異なると思いますが、「JALとANAの違いがわからない」とおっしゃる方も多いので、そういった方々にもっとJALをブランドとして認識していただけたらうれしいです。フラッグキャリアであることを強みにして、海外にももっとアピールできたらと思います。

■実際に入社して、入社前とイメージは同じですか?

 想像どおりだったのは、人あたりが柔らかい社内の雰囲気です。やはりサービス業だからでしょうか。選考時に就活生として感じていた印象から変わりありません。コミュニケーションが上手な人が多いように感じます。

■入社して意外だったことは?

 御巣鷹の事故や経営破綻について社内全体で強く認識していることです。また、「JALフィロソフィ」について、こういった理念が形だけに留まらず、実際に社長から一社員まで日頃から共有され意識されていることは意外でした。

定時にアラーム、18時半消灯

■会社の勤務体系は?

 空港の現場の時はシフト勤務でしたが、現在は9時出勤18時退社です。日本航空では「ワークスタイル変革」というプログラムに取り組んでおり、調達本部では18時になると社内にアラームが鳴り、その日中にどうしても終わらせないといけない業務のない社員は帰宅が促進されています。それ以降にオフィスに残る場合は、残業申請が必要となり、残業用のワークスペースに移動し、他スペースは18時半には完全消灯します。20時時点での残業者は本部全体で1~2人ですね。以前は残業が多い部署であったと聞いていますが、社内でのモデルケースということもあって、ずいぶん雰囲気は変わったようです。


■在宅勤務制度もあるそうですね?

 ええ、1カ月1回は在宅勤務をするようになっています。電子タイムカードがあって、自分で働く時間帯も15分単位で選択できます。パソコンで勤怠を管理しています。

■休みはどのぐらい?

 土日が休みです。仕事によっては海外との時差の関係で働く時間がずれることもありますが、メールでやりとりするなど、臨機応変に対応しています。

■休みの日には何をしていますか?

 最近は、周囲で結婚などのうれしいイベントが続き、友人と会う機会が増えています。あとは、その日の気分で映画を鑑賞するなど、ゆっくり過ごす時間が好きです。

■身近にお手本になるロールモデルはいますか?

現在は他部署ですが、かつて同じ業務を担当していた先輩の女性社員をロールモデルとしています。私がいま経験していることを、破たん後のさらに大変な頃にたどってきた方で仕事への姿勢などについてよく相談します。