
■採用実績
──コロナ禍での2021年卒採用はいかがでしたか。
2021年卒から通年採用を始めたので、早期に学生と接点を持ち1~2月にも選考を進めていましたが、多くの学生が動き出す3~4月に新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が発出され、コロナの直撃を受けました。他社の状況も聞きつつ試行錯誤しました。ただ、通信インフラの会社なのにオンライン対応を遅らせることはできないという思いもあり、選考を中断はせず「オンライン」に切り替え「前進あるのみ」の姿勢でスケジュール通りにやり切りました。
──採用実績を教えてください。
2020年入社が278人で、男性188人、女性90人。文理別は業務系が140人、技術系が138人でした。
2021年卒の内定者は10月入社も合わせて273人で、男性182 人、女性91人。業務系が112人、技術系161人でした。
技術系は結果として大学院生が多く、これまで“通信会社”のイメージから情報通信系の研究に従事していた学生が多く応募していたのも事実ですが、ライフデザイン領域の事業への進出、そして初期配属を確約する「WILLコース」の拡大によってさまざまな知見が求められるようになり、多様な学部から内定者が出てきています。
──コロナは通信業界には追い風でしたが、採用を増やす予定はありますか。
夏のインターンシップでは、「コロナ禍で通信の重要性に気づいた」とKDDIに興味を持った学生と多く出会いました。コロナで採用を増やすということはありませんが、KDDIは今後、通信をコアに領域を拡大していきますので、「通信」×「何か」で楽しいことをしたいと考えているガッツのある人に来てもらいたいと思っています。
2022年卒採用は、例年通り260名程度の予定です。
■通年採用と早期選考
──通年採用について教えてください。
経団連が採用に関する指針を撤廃したのがきっかけです。海外の大学で学んでいる学生や外国人留学生、スポーツなどの活動により十分に就職活動ができなかった学生に対して柔軟に対応できるようになり、入社時期も「10月入社」を用意しています。
──早期選考はいつスタートしたのですか。
本エントリーは2019年の12月からです。
──毎月エントリーを受け付け、締め切りがあるのですか。
12月にオープンし、最初の締め切りは1月末でした。その後、随時締め切りを設けて選考を実施しました。4月末までの応募・選考が7割ほど、その後、秋までが3割ほどでした。
早期選考には力を入れています。まず、OB・OG訪問やインターン、座談会などを通じて、いろんな学生に接点を持ち、きっかけをつくります。学生の中には私たちが通年採用をしていることも知らない人もいるので、積極的に情報を伝えました。
KDDIのことをまったく知らない学生に対しては、先輩社員を通じて「仕事内容=現場」を伝えました。
──KDDIを知らない学生はいないでしょう?
CMの反響もあり、「au」をきっかけに弊社を知っている学生は多くいます。ただ「KDDI」となるとなかなか業務のイメージを持つのが難しいかと思います。私たちKDDIは通信を軸に「ライフデザイン企業」へ変革しています。新しいKDDIの部分をぜひ学生に伝えたい、興味をもってもらいたいです。そこで積極的にスカウトツールも活用して「KDDIはこういうところです。あなたのスキルをこういう業務にいかせます」とアピールしました。「えっ、KDDIって通信だけじゃないんだ」「auだけじゃないんだ」と新たな発見をしてもらう工夫をしています。