
■採用数
──2020年卒の採用はいかがでしたか。
学生の注目度も高くなってきて、優秀な学生が受けてくれたと感じています。多様なバックグラウンドを持つ学生が多く、理系・文系もバランスよく採用できました。都市づくりの仕事は非常に幅が広く、たくさんの方を巻き込んで共に推進する仕事ですので、多様なタイプの人材が必要となります。そういった意味でも個性的なメンバーがそろってくれたことは嬉しいことです。
内定者数は、「総合職」は32人(文系20人、理系12人)で、男性が19人、女性13人。「ビルマネジメント職」は6人、基本的に理系で、男性5人、女性1人です。
──2019年春の入社人数を教えてください。
総合職が32人、ビルマネジメント職が6人です。男女は総合職が男性22人、女性10人。ビルマネジメント職は男性5人、女性1人でした。毎年大きくは変わっていません。来年も総合職が30人程度、ビルマネジメント職が5人程度で予定しています。
──理系は建築学科が多いのですか。
建築学科とは限らず幅広い人材を採用しています。ただ、六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズをはじめ、都市のランドマークとなるプロジェクトを手がけているので、建築や都市計画を学んでいる学生に身近な存在だとは思います。森ビルには設計部があり、初期の検討などから基本設計、実施設計を手がけるほか、外部のデザイナーや組織設計事務所ともやりとりしながらプロジェクトを進めていて、一級建築士も多数在籍しています。ディベロッパーの中でも設計部が社内にある企業は珍しく、発注者の立場で都市づくりに関わることができる点からも、建築学科の学生には魅力があると思います。
最近は多様化して電子工学科、ロボット工学、生物工学のほか、メディアアートを学んでいる学生もいます。当社の都市づくりの事業領域も広がっていますし、実証実験などさまざまな新しい取り組みもスタートしているので、理系の学生が活躍するフィールドはどんどん広がっています。