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■2021年卒採用
──前代未聞のコロナ禍での2021年卒採用はいかがでしたか。
佐原さん(写真右) 内々定は例年6月上旬に出してきましたが、今年は前倒しして5月上旬に出す予定でした。ところが、コロナで1カ月ほど選考がストップし、「4月末からWEBの1次面接→6月下旬に対面の2次面接→7月上旬に対面の最終面接→内々定」という流れになりました。
従来の1次面接は集団面接で4~5日間で終わっていましたが、WEB面接は個人面接で実施したため、面接官との予定を調整しながら、最終的に12日間かけて行いました。
──採用実績を教えてください。
佐原 この数年、115人、63人、94人と入庫していますが、例年理系は2~3人です。現状、2021年卒の内定者は男性26人、女性35人の計61人です。
──ずいぶん増減がありますね。
桜井さん(写真左) 予想より多く入ってくれたり、辞退が多かったりしたためです。他社の動向で辞退率は増えたり減ったりするので、翌年に少し調整することはあります。2021年卒の61人はおおむね予定通りです。
──例年、女性のほうが多いのですか。
佐原 年によりますが、男性より女性に人気がある業界で、応募の時点で男女4対6くらいです。
──かつて女性に人気があった一般職はなく、すべて総合職ですよね。
桜井 私が入行したころから一般職はありませんでしたが、実際には女性は窓口担当で営業には出ませんでした。その後、男女区別しないで活躍する流れになり、今は男性も女性も一度は営業をしたり、外へ出て渉外活動をしたりして、その人の持つ能力や可能性を引き出します。
今も受付や事務だけを希望する女性もいますが、城南信用金庫を目指す女性はそれだけでは物足りない、せっかく仕事をするならいろいろ活躍したいという人が多いと思います。…続きを読む