人事のホンネ

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2020シーズン【第10回 森永乳業】(後編)
「どう考えどう動いたか」見る 入社の決め手は人の魅力

コーポレート本部 人財部人財グループ アシスタントリーダー 桑野多聞(くわの・たもん)さん

2019年01月29日

 人気企業の採用担当者直撃インタビュー「人事のホンネ」2020シーズンの第10弾、森永乳業の後編です。選考のポイントは、「考えて動ける」人かどうか。エントリーシート(ES)に800字書くガクチカをもとに面接で深掘りされますよ。(編集長・木之本敬介)
(前編はこちら

■ES
 ──本選考のプレエントリー、本エントリーの数は?
 プレエントリーは数万人、本エントリーは数千人規模です。

 ──ESはどんな内容ですか。
 メインの質問は、「学生時代に最も力を注いだこと」と、「その中で一番苦労したこと、それをどう乗り越えたか」で計800字。研究・ゼミの内容が200字。志望理由が200字です。

 ──800字書くのは大変です。
 文字数にはセルフスクリーニングの意図もあります。800字を面倒に思う人もいるかもしれません。他社とは使い回しできないので、森永乳業に対する思いを乗せる必要があります。何かしら自分で考えて書いてほしいと考えています。
 一方で志望理由については、ESを出した時点で森永乳業が第1志望でなくても構いません。もちろん第1志望なら嬉しいのですが、それを求めているわけではなく、ESの時点では、魅力的な学生が当社に興味を持って受けくれるのが目標です。その後、選考会などで社員と会う機会が数回あるので、最終面接を終えた時点で「森永乳業に行きたい」となっていればいい。
 内定した学生に聞くと「選考を通じて知った社員さんの魅力で入りました」という人が多い。そこはESの段階では分からないので、ESで志望理由を聞く必要はないとも思っています。

 ──「学生時代に最も力を注いだこと」は、どんな内容が多いのですか。
 部活動、サークル、学業、アルバイト、ボランティア、留学経験とさまざまです。知りたいのは困難を乗り越えられるかどうか。大切なことは、諦めず一歩前に進むこと、自分自身で考え、行動することです。そうした困難に立ち向かう気持ちがあるか。そのうえで、ただただ頑張るのではなく、自分でどう考えてどう行動に移すかを見ています。正解があるわけではないので、考え方も行動も人それぞれ。いろんな人がいていいと思っています。ただ、仕事上の困難にぶちあたったとき乗り越えるために、そうした経験をしてきた人に来てもらいたいんです。

 ──ESと適性検査で書類選考ですね?
 事務系だと、数千人中、1次面接に進むのは数百人程度です。技術系はコースによって違います。…続きを読む

みなさんに一言!

 就活のゴールは、行きたい企業から内定を取ることではなく、最終的に「この会社に入って良かった」と感じながら働けることだと思います。ぜひ、内定を取ることだけでなく、将来自分自身が社会に出て活躍している姿まで思い描きながら就職活動を進めてください。
 皆さんが実りある就職活動を送れることを応援しています。また、このインタビュー記事を読んで「我こそは!」と感じた方は春にお会いできるのを楽しみにしています!

森永乳業株式会社

【食品・飲料】

 森永乳業は、乳で培った技術を最大限に活かしながら、安全で優れた品質を持つ商品をお客様に提供してきました。私たちの商品は、人の命を支える育児用ミルクや流動食、生活を彩るヨーグルトやデザート・アイスクリームまで多岐にわたり、幅広い世代に「おいしさ」や「健康機能性」という価値を日々届けています。2017年で創業100周年の節目の年を迎えた当社は、次の100年に向けて「2世紀目を自ら創っていきたい」、「乳という可能性を武器にチャレンジしていきたい」という情熱を持った方とお会いできることを楽しみにしています!

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