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■採用実績
──採用実績を教えてください。
2018年入社予定は790人(男性154人、女性636人)です。
2017年入社は例年よりも多めでしたが、このところ、800人前後の採用数です。。
──職種が「基幹職」「機関経営職」「総合営業職」とはっきり分かれていますね。
第一生命グループには、「リーテイル分野(個人向け)」「ホールセール分野(法人向け)」「資産運用分野」「海外事業分野」「企画・管理分野」「アンダーライティング分野」「IT・システム分野」「窓販・代理店分野」の八つのビジネスフィールドがあります。
「基幹職」はその全ての分野で働く可能性があります。いろんな分野で多様な職務を経験しながら、保険のプロフェッショナルを目指していきます。「基幹職」にはさらに、国内外の転勤がある「グローバルコース」と、地域を限定して働く「エリアコース」があります。
──将来の幹部候補は「グローバルコース」の社員ですか。
いえ、分け隔てはありません。「エリアコース」の幹部も当然います。第一生命は女性の活躍推進に取り組んでいます。「エリアコース」はライフイベントが多い女性が続けやすい職種だと思います。
──「機関経営職」はどんな仕事でしょう?
先ほどの8分野で言うと、「リーテイル分野」に属する仕事で、生命保険販売を担う生涯設計デザイナーのマネジメント・育成に携わりながら、営業オフィス経営のプロフェッショナルを目指していく職種です。営業だけでなく、マネジメント・人財育成・マーケティングなどに携わりながら成長できるのが特徴です。営業オフィスは全都道府県に約1300拠点ありますので、転勤がある職種です。
──「総合営業職」は?
こちらも「リーテイル分野」に属する仕事なのですが、「総合営業職」は、主に企業や官公庁で働くお客さまを対象に、お客さま一人ひとりのライフステージの変化や多様なニーズに応じて最適な「生涯設計」のご提案を行うプロフェッショナル職種です。地域を限定して働く職種のため、転勤はありません。こちらは営業オフィスとは別で、首都圏など全国24都市にある組織に所属しています。
――790人の内訳は?
だいたい「基幹職」が240人、「機関経営職」が50人、「総合営業職」が500人くらいです。
──理系対象の「アクチュアリー」「クオンツ」「建築・設計」という職種もありますね。
これらは基幹職の一つですが、大学の研究や専攻で習熟した知識を活かして、専門性の高い特定の業務を希望する学生を対象とした職種です。
2018年入社ではグローバルコースの中に、スペシャリティコース(アクチュアリー、クオンツ、建築・設計)とオープンコースを用意しました。オープンコースは、分野問わずさまざまな業務を経験しながら多様なキャリアを積んでいくことになります。
──学部の指定はありますか。
ありません。学部ではなく資質や能力をトータルに評価します。結果的に学部の偏りが生じることはありますが、受けるのに制限はありません。
──採用人数は?
2018年入社の採用では、スペシャリティコースとして15人くらいです。全体の理系の割合は10~15%ですね。
──一般的に生保は「文系の会社」というイメージがあると思いますが、理数系の学生はこうした職種があることを知っているのでしょうか。
もともと、アクチュアリー志望の学生は少なくないですし、こういった職種の内容や魅力を広く知っていただくために、アクチュアリー・クオンツに特化したインターンシップも開催しています。
──理系に推薦での採用はありますか。
いえ、推薦制度はありません。…続きを読む