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――2014年春の新入社員数と男女比を教えてください。
今年は10人入社しました。社員数がトータルで約500人なので、毎年の新入社員数はだいたい5~10人くらいです。男女比は5年間くらいをならすとだいたい半々ですが、年によっては男性が多いことも女性が多いこともあります。またノンジャパニーズ(外国籍の方)に関しても別枠は設けず全員同じ選考をしています。選考結果次第で毎年比率は変わります。
――外国籍の新入社員は毎年いるんですか。
毎年ではありませんが、新卒の半分がノンジャパニーズという年もありました。2009年がそうでした。日本でビジネスしている会社なので選考も日本語です。外国籍の方には1対1の面接では英語に切り替えるなどの対応はしますが、ほかの学生がいるとき、たとえばグループディスカッションなどは日本語ですから、その意味で言語のハードルは高いかもしれません。それでも留学生の多く、特に中国や韓国からの留学生は、本当に流暢な日本語で話すので驚きます。「日本に何年いるの」と聞くと「2年です」と。それでもペラペラだったりして、すごいなと思います。
――募集職種を教えてください。
2016年新卒の採用は「マーケティング職」「カスタマーディベロップメント職」「サプライチェーン職」の3職種です。基本的に各部門の人員計画に基づいて採用していて、この3職種はコンスタントに採用しています。年によって「ファイナンス職」「R&D(研究開発)職」が入ることもあります。
――文系と理系で職種の違いは?
理系に特化しているのはR&Dだけです。ただ化学専攻限定ではなく、理系なら専攻の限定はありません。それ以外の職種は文系理系の区別は一切問いません。
――理系の採用では大学院修了者が多数の会社もあります。院卒のほうが有利ですか。
マスターの方もドクターの方もいますが、R&Dはこれまで院卒以上としてきました。他の職種では年齢が高いほうが経験をしているという意味では有利かもしれませんが、自動的に院卒だから有利ということはありません。…続きを読む