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東京海上日動火災保険の先輩にインタビュー

第4回 就活生へのメッセージ
2018シーズン 【東京海上日動火災保険】

東京海上日動火災保険 本店営業第一部営業第五課主任 秋本卓(あきもと・すぐる)さん

2017年03月24日

■どんな学生が御社に向いていると思いますか?

 新しいことに挑戦したいとか、自分自身が成長したいと思っている人に来てほしいと考えます。そういう人にフィールドを与える度量の大きい会社なので、チャレンジしたい人に向く会社だと実感しています。
 保険というと保守的なイメージがありますが、変化の激しい時代にあって保険会社も変革をしていこうとしているので、このままでいい、楽をしたい、ルーティンワークをやっていきたいという人には向かないと思います。また、勉強が必要な会社なので、その適性は必要です。勉強好きである必要はないのですが、苦手だし嫌いだけど歯を食いしばってやる、というようなことができる人かどうかは大事かもしれません。

■安定を求めている人は向いてないですね?

 そうですね。ただ従来の保険商品だけを販売しているだけでは、ビジネスは縮小していくと感じます。自動車保険一つにしても自動運転が普及するとどうなるのか、やはり商品設計は変わってきますよね。クライアントのリスクも複雑化していますし、国内のリスクだけを見ていればよかったものが海外や全世界レベルでリスクをみていかないといけない。サイバーリスクのように、テクノロジーが進めば進むほど、新しいリスクがどんどん生まれてきます。社会の変化が速くなっていく中で、我々がそれについていけないと存在意義がなくなってしまうので、そこは常に危機感を持っていなければいけないと思います。それを面白い、と思って取り組んでいける人には、色々なフィールドが広がっている会社だと思います。

自分自身が納得して顧客に説明

■今の部署ではどんな仕事が多いのですか?

 二つあって、一つは、クライアントのところへ行って、どういうリスクがあるのかヒアリングしたり、営業したりする、みなさんもイメージするようなシーンが多いです。もう一つは、新しい特約などクライアントに提案すべきものを社内で考えたり、社内調整したりする仕事です。自動車保険といった商品ですと、何歳で車をどのくらい使うかといった情報で料率が自動的に決まっていきますが、貨物保険の世界では、特有の「自由料率自由特約」というのがあり、補償内容や保険料が自由に設計できるのです。考えうるリスクを精査して、保険料率はどのくらい必要か、その根拠となる数字や事例は何か、そういったことを積み上げていく必要がある。それを社内で精査して、クライアントへどう提案するか考えていく仕事ですね。

■一番神経をつかう作業は?

 クライアントに新しい話をしにいくときは、自分自身が納得して、こういう思いがあって、これを提案しているのです、と丁寧に伝えるように気をつかいます。それがないと、保険の押し売りで、「単に売るのが目的じゃないか」と思われてしまいます。

■アポイントはどう取るんですか?

 今は4年目になってクライアントとの関係ができてきているので、「この件なんですけど」と言って、アポイントを入れています。あまり当社が取引をしていないクライアントの場合は、たとえば、世界のどこかで輸送事故が起きたような時、クライアントの拠点がその地域にあるといった情報を確認して、「今どこどこでこういう事故があったのですけど、その状況だけでも説明させてください」というような形でアポイントをいただくこともあります。必ずしも商談だけではないですね。

■ちなみにお昼ご飯はどこで食べてますか?

 会社にいるときは社食が多いですかね。麺コーナーと定食が出るコーナーがあって、月に1度、会社のCSR活動の一環で郷土料理が出ることもあります。

■本社の近くで行きつけのお店はありますか?

 「サングリア」ですね。当社の社員の多くが馴染みのあるタイ風のカレー屋です。昼も夜もだれかしら当社の社員がいますね。よく頼むのは「サングリア」と店名そのままのカレーです。夜はワインも飲めます。ランチだと、ちょっとカレーの単価は高いかな、と思うのですが、テイクアウトのお弁当もあって、そちらは安い。この差はなんだ、というのが永遠の疑問です(笑)。