会社で働く先輩に、いろいろとインタビューして教えていただく「ただいまOB・OG訪問中」。今回はサイバーエージェントで活躍する永友絢子さんにお話を伺います。
永友さんは入社3年目。学生時代からすでにスマホアプリなどの開発経験があり、入社5カ月でメディア事業部の最優秀新人賞を受賞しました。現在は若手女性の発想をフルに生かし、20代向けのマッチング恋活アプリ「タップル誕生」の企画開発をされています。
【永友さんのプロフィール】
1993年鹿児島県鹿児島市生まれ。
熊本県立済々黌高校を経て鹿児島大学法文学部法政策学科に入学。
大学時代から、アプリの開発を多数手がける。
2016年サイバーエージェント入社。恋活アプリ「タップル誕生」のブラウザ版立ち上げを担当。
入社5カ月でメディア事業部のMVP(最優秀新人賞)を受賞。
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- 2018シーズン 【サイバーエージェント】
サイバーエージェントの先輩にインタビュー
第1回 学生時代、どんな就活をされていましたか?
2018シーズン 【サイバーエージェント】
サイバーエージェントグループ 株式会社マッチングエージェント プランナー永友絢子(ながとも・あやこ)さん
2017年05月12日
エントリーシートを出したのは3社のみ
■いつ頃から就活を始めましたか?
大学3年生の10月か11月頃だったと思います。 企業研究の段階では業界を絞り込んでいませんでしたが、最終的には「IT業界に行きたい」と思い、サイバーエージェントを含む3社にエントリーシートを出しました。
■IT業界を志望した理由は何ですか?
最初は特にIT志望というわけではなく、「海外へ行きたい」と思っていました。九州の中でも鹿児島大学と九州大学は特に海外に開かれた学校です。私は大学1年生の時に海外研修プログラムで1週間ほどアメリカのシリコンバレーに行き、AppleやGoogleなどITの最先端企業で働く方々と話す機会がありました。ベテラン世代の50代60代の方とお話ししたのですが、「自分たちは本気で世界を変えるんだ」と目をキラキラさせて夢を語ってくれました。その熱意に感動し、「私もこんな生き方がしたい」と思ったのがきっかけです。
帰国してからは社会人の人たちと一緒にアプリの開発をしたり、ベンチャー企業の立ち上げに関わったりして、アプリやネットの世界にのめり込んでいきました。
■海外留学しようとは思いませんでしたか?
高校時代は海外への憧れと同時に、社会福祉やNPO、NGOにも興味がありました。「自分の目指す分野が学べる大学はどこか」と調べるうちに、鹿児島大学にはシリコンバレーで起業されている井手祐二教授の授業があると知って、進学を決めたんです。
ずっと留学したい気持ちはあったのですが、海外研修プログラムでシリコンバレーに行ってからは、アプリ作りの方が楽しくなってしまって。「留学している暇なんかないな」と思いました。もともと「ものづくり」「ことづくり」が好きなので、留学するよりも「ものづくり」をして日本や世界にインパクトを与えたいと思うようになりました。
■アプリ以外にも何か作りましたか?
ファッションショー団体を立ち上げ、大型ショッピングセンター、ウェディングドレス会社、お寺などと連携してファッションショーを開催しました。お寺では結婚式を挙げる人が少ないらしく、「お寺でも結婚式ができることを、若い世代にもっと広めたい」と望んでいたんです。自分たちでモデルを集めて、ウェディングのファッションショーを行いました。
■アプリ作りではプログラミングも勉強したんですか?
勉強しましたが、正直なところ苦手でした。「私はプログラミング以外をやります」と宣言して、デザインやマーケティング、広報、資料作成、プランニングなどをしていました。プランニングとは「こういうアプリを作ってください」とエンジニアに仕様を説明する仕事です。アプリを作る時は、主にプロデュースする側に回っていました。
■プログラミングができなくてもアプリが作れるんですね。
そうですね。エンジニアさんに作りたいアプリの世界観を説明したり、「今は『ねこあつめ』が流行っているから、猫をモチーフにしたゲームを作ろう」と提案したりする場合もあります。猫を登場させたゲームは、Androidでは10万件ほどダウンロードされて、Androidのおすすめするアプリに選ばれたこともあります。一番ダウンロード数が多かったのは、炎上しがちなSNSの投稿写真をテーマにしたカジュアルゲームです。ほかには音声でつぶやきを投稿したり、会話を楽しんだりできる「音声SNS」も開発しました。
■もう、学生時代に一通りの仕事をされたような状態ですね。
そうですね、学生時代はとにかく楽しくて、夢中になって作っていました。手がけたアプリは5つ以上あったと思います。
大学3年生の10月か11月頃だったと思います。 企業研究の段階では業界を絞り込んでいませんでしたが、最終的には「IT業界に行きたい」と思い、サイバーエージェントを含む3社にエントリーシートを出しました。
■IT業界を志望した理由は何ですか?
最初は特にIT志望というわけではなく、「海外へ行きたい」と思っていました。九州の中でも鹿児島大学と九州大学は特に海外に開かれた学校です。私は大学1年生の時に海外研修プログラムで1週間ほどアメリカのシリコンバレーに行き、AppleやGoogleなどITの最先端企業で働く方々と話す機会がありました。ベテラン世代の50代60代の方とお話ししたのですが、「自分たちは本気で世界を変えるんだ」と目をキラキラさせて夢を語ってくれました。その熱意に感動し、「私もこんな生き方がしたい」と思ったのがきっかけです。
帰国してからは社会人の人たちと一緒にアプリの開発をしたり、ベンチャー企業の立ち上げに関わったりして、アプリやネットの世界にのめり込んでいきました。
■海外留学しようとは思いませんでしたか?
高校時代は海外への憧れと同時に、社会福祉やNPO、NGOにも興味がありました。「自分の目指す分野が学べる大学はどこか」と調べるうちに、鹿児島大学にはシリコンバレーで起業されている井手祐二教授の授業があると知って、進学を決めたんです。
ずっと留学したい気持ちはあったのですが、海外研修プログラムでシリコンバレーに行ってからは、アプリ作りの方が楽しくなってしまって。「留学している暇なんかないな」と思いました。もともと「ものづくり」「ことづくり」が好きなので、留学するよりも「ものづくり」をして日本や世界にインパクトを与えたいと思うようになりました。
■アプリ以外にも何か作りましたか?
ファッションショー団体を立ち上げ、大型ショッピングセンター、ウェディングドレス会社、お寺などと連携してファッションショーを開催しました。お寺では結婚式を挙げる人が少ないらしく、「お寺でも結婚式ができることを、若い世代にもっと広めたい」と望んでいたんです。自分たちでモデルを集めて、ウェディングのファッションショーを行いました。
■アプリ作りではプログラミングも勉強したんですか?
勉強しましたが、正直なところ苦手でした。「私はプログラミング以外をやります」と宣言して、デザインやマーケティング、広報、資料作成、プランニングなどをしていました。プランニングとは「こういうアプリを作ってください」とエンジニアに仕様を説明する仕事です。アプリを作る時は、主にプロデュースする側に回っていました。
■プログラミングができなくてもアプリが作れるんですね。
そうですね。エンジニアさんに作りたいアプリの世界観を説明したり、「今は『ねこあつめ』が流行っているから、猫をモチーフにしたゲームを作ろう」と提案したりする場合もあります。猫を登場させたゲームは、Androidでは10万件ほどダウンロードされて、Androidのおすすめするアプリに選ばれたこともあります。一番ダウンロード数が多かったのは、炎上しがちなSNSの投稿写真をテーマにしたカジュアルゲームです。ほかには音声でつぶやきを投稿したり、会話を楽しんだりできる「音声SNS」も開発しました。
■もう、学生時代に一通りの仕事をされたような状態ですね。
そうですね、学生時代はとにかく楽しくて、夢中になって作っていました。手がけたアプリは5つ以上あったと思います。
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