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日本航空に限らず、どの企業でも「適応能力があります」というのはアピールしていました。「どこに追いやられても慣れるのは早いです」と。英語が共通言語じゃない場所でもキャッチアップできる、対応できるタイプだということを伝えていました。
■逆に就活であまりうまくいかなかった点は?
大学時代頑張ったことを聞かれて、法律の資格やゼミの勉強に取り組んだ話をしたんです。ある企業の2次面接で、その話が面接官に響いていないように感じたので、「何を頑張った話が評価されますか?」と逆質問をしました。そうしたら、「チームで衝突しながら乗り換えて何かをやり遂げた話はありますか?」と。高校時代に部活動などを通して衝突を経験してから大学ではそういったことを避けていましたし、大学で所属していたダンスサークルでも中心人物として動いていたわけではないので、その点はあまり話せませんでした。その面接を受けてから、他の企業の選考でも面接官の興味を引く話題を意識しすぎてしまったことは少々後悔しています。