まや姉さんの就活モチベーションUP講座 略歴

2018年04月19日

いよいよ面接!相手の心を動かす5つのポイント

相手との距離を縮めよう

 「1次面に通りました。2次面に行ってきます!」「1次面で落ちてしまいました。緊張して思うように話せなかった」……学生たちから近況報告が舞い込んできます。もうまるで自分のことのようにヒヤヒヤ。いよいよ面接となると、「できるだけ面接官によく思われたい」と思うものですよね。でもそれだと相手が怖くなって自分のよさが出せなくなるかもしれません。「面接官と話してお互いの距離を縮めてこよう」と思うと気が楽になるかも。面接官も普段はその会社の社員ですし、あなたと同じ“人間”です。頑張っている若者と対話すれば、心を動かされるものなのです。
 「いよいよ面接!」という時、相手の心を動かすポイントを5つお伝えします。

(今回の写真は「面接を待つ就活生」シリーズです)

①最新情報を1つでもゲット

 面接に行く日までに、ネットや新聞データベースで相手企業の最新ニュースを1つは調べておきましょう。会社によっては、公式サイトにプレスリリースを載せています。新製品発表、新サービスの開始、子会社設立など前向きなニュースだったら、メモしておいて面接でさりげなく話題にするといいでしょう。その事業に関係ある人が面接官だったら喜んでくれるかもしれません。
 業績悪化や不祥事、商品のリコールなど悪いニュースなら、わざわざ話題にする必要はありません。ただ、面接で話している打ちに「この学生はうちの会社の現実をわかってるな」ということが自然とにじみ出て相手に伝われば、心理的な距離が縮まります。「相手企業に常に関心を持っている学生」と、「企業説明会で得た知識を更新しないままの学生」では、面接官はどちらに親近感を感じると思いますか? 答えは明白ですよね。

②会った先輩社員の名前は?

 面接に行く先の社員で、直接会って話を聞いた人はいますか? もしいたら部署名と名前を思い出しておいてください。面接で「御社の○○さんをOB訪問した際に、こんなお話を伺って感銘を受けました」と言えば説得力が出ます。誰か名前を聞かれて「えっと、どなたでしたっけ……」とうっかり忘れてしまったら先輩に失礼ですし、会話が弾むチャンスを逃します。部署名と名前をきちんと言えれば社会性がアピールでき、本気で相手の会社に関心を持っていることが伝わります。
 就活生との面談で「インターンの時、朝日新聞の○○部の方のお話が面白かったんですよ。それで○○部を希望しました」という人が何人もいたのですが、ほとんどの人が社員の名前を忘れていました。社会人なら雑談の時でも、1度しか会ったことのない社員の名前を出して共通話題を探ります。相手の心を動かすには、何でもいいから共通話題を持ち出すことです。

③より好みせず「何でもやる」

 面接では、やりたい仕事を堂々とアピールしてください。でももし「希望以外の部に配属されてもいいですか?」と聞かれたらどうしますか? その場合は「第1希望は○○ですが、ぜひ何でも経験させてください」と答えるといいでしょう。
 総合職採用の場合、仕事は何でもあり、地方勤務がある会社もあるでしょう。ESや面接の時に一応希望を聞き、あとは入社後の研修で適性を見て配属先を判断します。「地方では働きたくない」「商品企画の仕事じゃないといやだ」と、若いうちからより好みが激しい人は歓迎されません。また、あなたがどんなに強く希望しても、その部には中堅社員しか配属されないケースもあります。
 希望職種は、より好みしすぎず「何でもやります!」というスタンスで向き合ってください。

④「他社の状況は?」と聞かれたら

 「他社はどこを受けていますか?」と聞かれたらどう答えますか? 選考途中なら具体的な会社名を挙げる必要はありませんが、業界名なら答えてOKでしょう。面接官は「どんな軸で会社選びをしているのか」を聞くことで、あなたの仕事への意欲や価値観を知りたがっています。
 すでに最終面接まで進んでいたり内々定をもらっていたりしたら、正直に会社名を伝えて大丈夫です。「実はすでに1社内々定をいただいています」と言えば、面接官はがぜん心を動かされるはずです。優秀な人を他の企業に持っていかれたくないからです。
 面接の最強カードは「競合他社の内々定」です。「でも御社が第1希望なので、ぜひ受けさせていただきたい」という謙虚な姿勢でいけば、面接官は本腰を入れてあなたと話をしてくれるでしょう。

⑤「最後に何か質問は?」と聞かれたら

 面接の最後に、おまけのように設けられる逆質問タイム。面接官は「もう聞くべきことは聞いた」と終わった心境でいますが油断は禁物です。あなたの逆質問で企業研究の深さや熱意が伝わります。むしろ企業側が、逆質問タイムで学生の知識や熱意を試すこともあります。面接でいまいちうまく話せなかった人は、ここで逆転のチャンス。自分で調べればわかるようなデータを質問したり、とってつけたような“質問のための質問”をしたりするのはもったいないです。
 私が就活生だったら、「今後の自分がやるべき宿題」について聞くと思います。たとえば「御社の○○部門で働くには、どんな能力が必要ですか」「この業界で働くには卒業までに何を勉強(経験)するのがオススメですか?」などと質問をするのはいかがでしょう? この質問なら相手に主導権を渡せるし、あなたにとってメリットのある情報が得られると思います。

 面接は、真剣勝負の試合の場です。与えられた1分1秒を大切にして、ぜひ有意義な対話をしてきてください。