まや姉さんの就活モチベーションUP講座 略歴

2018年04月05日

スーツ、メイク、マナーは「リスクゼロ」を狙え!

あなたのスーツは大丈夫?

 春になったと思ったら、何だかとたんに暑くなってきました。東京周辺は4月から夏日になる日が出てきています。汗だくになって企業回りをしている人も多いでしょう。今まで着ていたスーツがしわになったり汗じみができたりしていませんか? 今後もしばらく続く就活シーズン、リクルートスーツやマナーを改めて見直してみてください。 
 今回は、面接で見られている服装やマナーについて改めて考えてみたいと思います。

(写真は面接を待つ今どきの就活生たち。今回は「リクルートスーツの今昔」をお届けします)

清潔感を最優先に…

 みなさんのリクルートスーツは黒や紺などダーク系の色が多いと思います。濃い色って、実は結構汚れが目立つんですよね。いま一度ほこりや染みがないかチェックしてください。余裕があれば、スーツをもう1着買って、古い方をクリーニングに出すのもいいでしょう。家に帰ったらスーツをハンガーに掛け、シワ取りや消臭用のスプレーをかけておくのはいかがでしょうか。
 お金に余裕があれば、シャツの買い足しをオススメします。襟元の印象で清潔感が決まります。シャツは頻繁にクリーニングに出すか、洗濯後に(特によく見える襟元に)念入りにアイロンをかけしましょう。毎日しゃきっとしたシャツを着ていけば、やる気にもつながります。忙しい時期だからこそ、勝負服には気を使いましょう。
 ……って言いつつ、あらためて私も自分のスーツを見てみたら相当シワだらけだった!ヤバい!

(写真は1992年の就活生たち。スーツの色はいろいろ。私が就活したころもこんな感じでした。スーツがみんな黒系になったのは2000年頃以降のようです)

顔回り、前髪・メイクに注意

 ここ数カ月、いろんな就活生にお会いして話してきましたが、第一印象はやはり顔まわりです。顔がいい悪いじゃなくて、ぱっと見て明るい表情かどうかが大事。長い前髪で目の表情が読めなかったり、笑顔がなかったりすると、正直とっつきにくいです。前髪は目が見えるように切るか、女性はピンで留めるかしてください。
 女性のメイクですが、派手な色は使わずナチュラルに仕上げた方が、断然社会人ウケがいいです。美肌に見えるファンデーションがはやっていますが、若い学生さんなら厚塗りのファンデは不要だと私は思います。
 今どきの就活ファッションは、「没個性的」「同調圧力」などと批判を浴びていますが、社会的に作られた一種の“お作法”の世界だと私は思います。普段どんなに派手な格好をしていても構いませんが、就活中は地味目にしましょう。悪目立ちすることは得策ではないです。外見より中身で目立つことで勝負してください。
 センスが求められる化粧品やファッション業界を受ける時も、面接相手は、想像よりずっと年上の男性だったりします。年上の人が不快に思わない髪形・メイクにしましょう。心配な人は、先輩社員に相談するか、自分の親や先生にチェックしてもらうなりしてください。

(写真は1986年に大手メーカーを訪問する女子就活生。スカート長っ!襟元にはリボン!髪形にバブルっぽさを感じます)

「平服で」と言われたら…

 採用側が「弊社の説明会には平服(or私服で)」でお越しください」と言ってくることがあります。実は、朝日新聞社の採用チームが先日こんなメッセージを発信して、SNSでちょっとした話題になりました。

<朝日新聞社 採用ページ>
「【宣言】朝日新聞社の採用関連イベントには、黒や濃紺のリクルートスーツ(RS)で来ていただく必要はありません。RSを着ていないからといってマイナス評価はいたしません。リラックスできる服装でお越しください……」
(全文は、こちらのfacebookをご覧ください)

 「平服で」とわざわざ指定してくる企業側には、主に2つの意図があります。①「学生の普段の姿から個性や人柄をかいま見たい」、②「いつも堅苦しいスーツでいる学生たちを楽にしてあげたい」。朝日新聞の場合は「リラックスできる服装」と言っているので、②だと思います。
 でも、そう言われても結構困るという人も多いのではないでしょうか。「平服」「リラックスできる服」といっても、人によって考え方に幅があります。カジュアルに着崩しすぎて自分だけ浮きたくない、というのがみなさんのホンネですよね。就活中だと1日に複数の会社を回る人が多いので、おのずとスーツが多数派になるでのはないかと思います。

 これは私個人の意見ですが、私服で個性やセンスを発揮するより、無難なスーツを着て「リスクゼロ」を狙った方がいいと思います。話す内容で個性や人柄を出した方が、メンタル的に安定して勝負ができると思います。「いや、私は服で自分の個性をアピールしたいんだ!」と思うなら、ぜひそうしてください。
 
 スーツの中に着るシャツやネクタイでニュアンスを変えるのは、全然ありだと思います。男性のネクタイは青系or赤系が多いと思いますが、中にはネクタイを複数色そろえ、さりげなく企業のコーポレートカラーと合わせるこだわり派もいるとか。まぁ、そうすれば受かるわけでは決してないですが……。

(写真は、1976年に大手損保会社の説明会に参加する学生たち。昔は「学ラン」もありだったんですね……)

マナーに気をつけよう

 スーツや髪形に気をつかうのと同じぐらい気をつかってほしいのは、人間関係上のマナーです。
 たとえば……

 ・集合・面会の時間をきちんと守る。
 ・約束の変更時、遅れる時は早めに連絡を入れる。
 ・笑顔で明るくあいさつをする。
 ・敬語を正しく使う。
 ・人の話を聞くときはメモをとる。
 ・個人的に社会人に会った後はお礼のメールをする。
 ・メールの宛先名や差出人名を間違えない。

 これぐらいは最低限守ってほしいなぁと思います。先日、面会の依頼をしてきた学生さんで、私宛てのメールの名前を間違った人がいました(しかも続けて2回も……)。忙しくて別の人とうっかり取り違えてしまったのかもしれませんが、心のせまい私は一気に萎えてしまい、お会いするのを止めてしまいました。

 あと、面会後に内定の報告をきちんとしてくる人は意外と少ないです。先輩社会人は「そういえばあの学生さんどうなったのかしら……」と思っています。ご縁があった先輩社会人には、できる限り「事後報告」をするようにしてください。後輩がたとえ別の業界に行ったとしても、先輩はよろこんでくれるはずです。