まや姉さんの就活モチベーションUP講座 略歴

2018年03月29日

面接で「頭真っ白」は避けたい…緊張ほぐす4つのコツ

面接は緊張して当たり前

 桜の開花とともに就活も本番まっただ中。そろそろ面接に進む人も出てきました。面接って、すごく緊張しますよね。ただでさえ慣れない場所で初対面の大人と話す。しかもじっと相手に観察され、話す内容で評価され、その後の道まで決まってしまう……。緊張して当たり前です。ただし困るのは、緊張で頭が真っ白になってしまい、自分本来の実力を出し切れないことですよね。
 今回は、面接で「緊張をほぐす方法」を4つお伝えします。

(写真は、東京・千鳥ケ淵の桜。今回は各地の桜シリーズをお届けします)

緊張を無理に隠さなくてOK

 初対面で人と話すのが苦手な人は、相手の面接官も「自分と同じ緊張する人間なんだ」と思うようにしましょう。面接官には、人事担当者だけでなく、現場で働いている人たちが駆り出されていることもよくあります。社会人にとっても面接は緊張感に満ちた“非日常”です。「面接官らしく振る舞わなければ」「学生に的確な質問をしなければ」「どんな学生が来るのだろう」などと、密かにドキドキしています。まずは、お互いの緊張感を和らげるためにも、みなさんの方から大きな声であいさつしてください。緊張を無理に隠さなくても大丈夫です。「よし、この緊張感に満ちた出会いを楽しもう」という気持ちでのぞんでください。

 えらそうなこと言ってる私も、就活生の時初めての面接はとても緊張しました。会場は、ある大手民放テレビ局。大きなスタジオのような会場がブースに仕切られ、同時に何組もの面接が行われていました。外で待っていても会話が漏れ聞こえてきて、緊張度マックス。確か3対3の集団面接でしたが、自分が何を聞かれどう答えたのかよく覚えていません。面接官の一人は、番組で何度も見たことのあるベテラン女性アナウンサー。テレビでの印象とは違い、少々きつい口調で質問が飛んできました。「そうか、アナウンサーでも面接官になると話し方が変わるんだ」と、妙に感じ入ってしまいました。この面接では緊張でうまく答えることができず、1次であっさり落ちました。

(写真は、大阪・土佐稲荷神社の桜。ぼんぼりの灯りでピンクに)

場には早めに行き場慣れを

 人間は、緊張すると体がこわばり、心拍数が上がり、呼吸が速く浅くなります。そして思考が散漫になりうまく話せない→ますます緊張→ますます体こわばる→頭真っ白、という悪循環に陥ります。緊張しやすい人は、想像もしたくない状況ですね。
 緊張しやすい人は、早めに会場に着いてトイレにでも行き、体をほぐすストレッチをしましょう。鏡の前で口角を上げてニカっと笑い、(ちょっとバカみたいですが)無理やりでも作り笑顔をしてみてください。女性なら化粧直しをしてもいいでしょう。とにかくアウェーの場所に慣れる時間を作ってください。遅刻寸前で会場に駆け込むと息が上がってうまく話せませんし、場慣れする時間もなく完全にアウェー状態になります。心身ともにアウェーにならないためにも、会場にはくれぐれも早めに着いてゆとりをキープしてください。

(写真は、京都・嵐山の桜。遠くにはかの有名な渡月橋)

腹式呼吸でクールダウン

 会場に着いて順番待ちしている間は、深呼吸をするといいと思います。オススメは腹式呼吸。私は人前で話す仕事の直前は、腹式呼吸を繰り返して緊張を和らげるようにしています。移動中の電車や新幹線の中でもよく目を閉じて腹式呼吸をしています(そしてたまに寝落ちしますが……)。呼吸を深くすると体がリラックスし声が出やすくなるように思います。

 ちなみに、冬季五輪出場史上最多の“レジェンド”こと、スキージャンパーの葛西紀明選手は、ジャンプ台に上がる直前、独自の呼吸法をしているそうです。一流のスポーツ選手も呼吸法で緊張を和らげ集中力を高めているんですね。しかも、息を吐き出す時にわざと口角を上げて歯を出し笑顔を作っているとのこと。作り笑いでも脳がリラックスするそうです。
 詳しくは『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』(東洋経済新報社)を読んでみてください。呼吸法以外にも体と心を鍛えるメソッドが満載で、学生のみなさんも参考になると思います。

(写真は、滋賀・彦根城の夜桜。お堀に映る“逆さ桜”が美しい)

言葉につまっても無言はNG

 緊張の正体は、「失敗したらどうしよう」という心配や恐怖心、「何が質問されるかわからない」という予測不能なことへの不安です。場数を踏むごとに、だんだん質問のパターンにも慣れてきて緊張も薄まりますので、最初はとにかく場数を踏んでください。学生の中には、面接中の会話を自分のスマホで録音し、振り返りに使っていた強者もいます。録音するはちょっと……という人は、面接で聞かれた質問と答えたことを忘れないうちにメモしておき、次のステップまでに内容をブラッシュアップして文章化しておきしましょう。
 本番で緊張して、もし言葉につまってしまっても、無言にならないように。「申し訳ありません。今とても緊張しておりまして……」と言ってその間に息を整え、もう一度話しはじめても大丈夫。うつむいて黙り込んでしまう方が、よっぽど印象が悪いです。

 「あー今日は失敗したー!」と落ち込んでも引っ張らないこと。冷静に振り返りをしましょう。「もしまた同じ質問をされたらどう答えるか」を練り直してください。面接→振り返り→練り直し→面接→振り返り→練り直しと、何度も繰り返しているうちにすっかり慣れ、自分の力が発揮できるようになると思います。

(写真は、埼玉県秩父市のエドヒガンザクラ。樹齢600年!)