まや姉さんの就活モチベーションUP講座 略歴

2018年03月08日

意外に簡単!行きたい会社の社員に会う方法

解禁後の今こそ先輩に会おう

 だんだん春めいてきました。企業説明会を渡り歩き、すでに行きたい業界・企業が決まってきた人も多いと思います。毎日のようにESの締め切りが迫りバタバタしている人もいることでしょう。
 ところでみなさんは、OB・OG訪問ってしましたか? ものすごく行きたい業界・企業があるのに「そこの先輩社員とは一度も話したことがない」という人、意外といるのでは? 志望企業のリアルな話が聞きたい。でもツテがない。今さら大学の就職センターに行ってOB・OGを探す時間もない……そんな時には、OB・OG訪問専用のマッチングサービスを使う手もありです。登録は無料、スマートフォンやPCでSNS感覚で使えます。アクティブな就活生は、解禁後のこの時期でもマッチングサービスを使ってどんどん社会人に接触しています。

 実は、私もいくつかのサービスに社会人として登録してみました。登録直後から相次いで就活生からメッセージをもらい、直接会ってお話ししています。学生のみなさんの意欲がとても高く、こちらも大いに刺激をもらっています。
 解禁後の今の時期でも、いや、本気でスイッチが入った今だからこそ、みなさんも先輩社員に会いにいってみてください。

(写真は香川県小豆島のミモザ並木。今回は「春の初めに咲く花」シリーズをお届けします)

特徴いろいろ マッチングサービス

 OB・OGと学生をネットでつなぐマッチングサービスは、たくさんあります。どれがいいのかは相性もあるのでいくつかのサービスに登録して使い心地を試してみるといいでしょう。マッチングサービスの主流は、①社会人、学生ともにあらかじめプロフィールを登録し公開する。②会いたい先輩社員に学生側から面会を依頼する。③社会人から承諾が得られるとメッセージ機能が開通。④その後は直接メールをやり取りし面会日時を決める。⑤実際にOB・OG訪問へ、という仕組みです。
 マッチングサービスを使ったOB・OG訪問の利点は、登録している社会人が「社名やプロフィールを公開していること」「学生に会うことに前向きな人」ばかりであることです。サービスによっては、大学を超えて興味のある業界の人を探せるので、「母校に希望業界の先輩がいない」という時に非常に有効なツールになると思います。

【おすすめのOB・OGマッチングサイト】
Matcher(マッチャー)
出身大学問わず、業界・企業名などさまざまな条件で検索して、会いたい社会人や内定した先輩学生に面会や相談を依頼できます。相手から承認をもらえるとメッセージ機能が開通し、直接やりとりができます。株式会社マッチャーが運営。

VISITS OB(ビジッツ・オービー)
出身大学問わず、業界・企業などさまざまな条件で検索ができます。会いたい社会人をフォローし、フォローバックされるとメッセージ機能が使えるようになります。社会人以外に企業単位での登録もあります。VISITS Technologies株式会社が運営。

BIZREACH CAMPUS (ビズリーチ・キャンパス)
同じ大学の先輩を探すためのマッチングサービスです。大学名以外に、学部・学科やゼミなどでも条件検索できるため、先輩と同じ話題で盛り上がれる可能性も。社会人以外に、内定学生、企業単位での登録もあります。株式会社ビズリーチが運営。

(写真は、早咲きの桜で知られる河津桜の並木=静岡県南伊豆市)

実際に使ってみました

 私もいくつかのマッチングサイトに登録し、今はもっぱらスマホで「Matcher(マッチャー)」を使っています。登録したとたん全国の就活生からアプローチが来てびっくり。みんな就活では迷うことだらけなことがわかりました。
 学生のみなさんからの相談内容はさまざま。主に「ES対策」「マスコミ就職」「新聞社のこと」「女性の働き方」に関する質問を多くいただいています。首都圏の大学の学生さんが多いですが、九州や大阪から上京してきた方々ともお会いしました。大阪出張時には関西地方の大学の方とお会いしました。中には「会う時間がないので電話で話させてほしい」と依頼されたことも。お互いプロフィールを見ただけの間柄で、いきなり突っこんだ話をしちゃっていいのかな、と思うこともありますが、相手の学生さんの熱意にほだされ、私も時間が許す限り全力でお答えするようにしています。

 私が学生さんに直接お会いするときは、なるべくESの下書きを持ってきてもらっています。その方が短時間で学生さんのことがわかるからです。しばらく雑談ベースで就活の話をした後に、ES文章を読んでその場で感想コメントをフィードバックしています。ただ、この辺は社会人によって対応がまちまちだと思います。必ずしも社会人みんながESを見てくれるとは限りません。お願いしたい時は、事前に確認するなり、面会当日に持っていき、同意を得てから見てもらうといいと思います。

(写真は、島原城をバックに咲く梅の花=長崎県・島原市)

先輩に質問する時のポイント

①あからじめ質問を絞っておく
 社会人は、忙しい合間を縫って学生のために時間を割いています。質問内容が漠然としているよりは、あらかじめポイントが絞られている方が答えやすいです。会う前に質問リストを用意していきましょう。せっかくのチャンスですから、終わった後で「あぁ、あれも聞いておけばよかった」とならないように。

②基本的なことは調べていく
 ネットや新聞の記事で調べればすぐわかるようなことを聞くのは、相手に失礼ですし時間の無駄です。1から10まで先輩に聞くのではなく、できる限り企業の基本情報は下調べをしておきましょう。これは社会人としても基本的なマナーです。記事ではわからない企業の雰囲気や社風、最新の事業内容などを確認したい時は、「記事ではこう書いてありましたが、本当のところはどうですか」と相手と情報を共有しながら質問すると、短時間で話が深まります。

③聞いた話はメモしておく
 先輩から話を聞いたら、必ず手帳などにメモしてください。たまにメモをまったく取らずに、質問攻めにしてくる学生さんがいるのですが、正直そう言う人に大事な話を話そうという気持ちにはなりません。忙しい社会人も、聞き上手な学生さんには「おぉ、そんなに熱心に聞いてくれるなら、もっと話しちゃおうかな……」と前のめりになるものです。

(写真は、春の初めに咲くカンザキハナナ=滋賀県守山市)

面接の練習をしてもらおう

 今は時期的に「ESの添削をお願いします」という学生さんがとても多いのですが、おすすめは、面会の最後の10分でもいいので、先輩社員に「面接の練習相手」になってもらうことです。たとえばESに書いた「自己PR」「学生時代に最も力を入れたこと」「(先輩の会社を想定した)志望動機」を元に、それぞれ1分ずつ話して先輩に聞いてもらい、面接のように突っこんで質問してもらってください。
 ESでは割とうまく書けたと思ったのに、実際に言葉で話してプレゼンするとうまくいかないものです。「最後に少しだけ面接の練習させていただいてもいいでしょうか」とお願いすれば、たいていの社会人ならキリッと姿勢を正して乗ってくれると思います。この時にうまく答えられなかったことを課題として持ち帰り、本番に向けてさらにブラッシュアップしてください。