まや姉さんの就活モチベーションUP講座 略歴

2017年11月09日

親と対立したらどうする? 親を巻きこんで成功した先輩も

自分の人生は自分で決める

 こんにちは、まや姉さんです。
 みなさんは今後の就活のことで、お父さんやお母さんに何か相談していますか? 親御さんが学生時代に就活をしたなら、体験談を聞かせてくれるかもしれませんね。親のアドバイスをどこまで参考にするかは、あなた次第です。大学生は年齢的にはもう立派な大人。自分の未来は自分で考えて選ぶべきです。でも、“人生の先輩”として、親の意見も無視できないし……。悩ましいですね。

 困るのは、親子で意見が食い違う場合。「私はこの業界に行きたいんだけど」「いや、もっと安定したところにしなさい!」なんて猛反対され、へこんだという話をよく聞きます。
 そこで、今回は「就活中の親とのつきあい方」について考えてみたいと思います。

(写真は、オリコン「理想の親子ランキング」で毎回トップ入りするタレント・関根勤さん&娘の関根麻里さん。親子とも愛されキャラですね。今回は、有名人親子シリーズをお届けします)

親の時代とは全然違う就活戦線

 まず、前提として知っておいてほしいのは、みなさんの親世代(40~50代)の就活は、今とはだいぶ違っていたということです。昔は、もう少しのんびりしていて1人10社も受ければ多い方。特にバブル時代に就活した今の50歳前後の人は、1人で複数の内定をゲットすることもざらでした。
 昔は、ネットが発達してなかったので、自宅に送られてきた就職情報誌や大学の就職課を頼りに、手作業で企業を調べました。同じ大学出身の先輩社員がリクルーターをしていれば、その先輩を通じて選考ルートに乗せてもらい、面接に進むということも普通でした。
 応募書類は、「ES」ではなく自分で用意する「履歴書」だけでした。数行の志望動機以外は、各社同じ内容でOK。企業別に応募書類があっても、今のように何十社も書くことはありませんでした。「インターンシップ」は存在すらなく、大学3年で就活を始めるのはCAやアナウンサーなど専門職を狙っている人ぐらいでした。

 みなさんの親御さんが、就活の現状を知らないようであれば、「昔より今の方がずっと大変」ということを理解してもらった方がいいかもしれません。
 こちらの記事が役に立つので、よかったら親御さんに読んでもらってください
「親カツ!! 親子で乗り切る『今』の就活」

(写真は、歌手の松田聖子さん&娘の神田沙也加さん。映画「アナと雪の女王」の沙也加さんは、実に見事な歌唱力で「お母さんを越えた」との評判も。親子で声質が似てるなぁと思いました)

「一つの企業にずっと」とは限らない

 みなさんの親が学生だった頃、就活のデフォルトは「終身雇用で正社員」になることでした。だから、できるだけ安定した大企業に勤めることが“人生のリスク回避”になりました。
 しかし、これからの日本はグローバル化や産業構造の変化に伴い、雇用がもっと流動的になると言われています。有名な大企業でさえ国際競争に負けて経営が簡単に傾く時代、新卒で採用されてもずっと同じ企業に居続けられる保証はありません。
 また、昔は男性は総合職、女性は一般職を目指すことが普通でした。「男は外、女は家」という意識が強く、結婚・出産を機に退職する女性は7割、ほとんどの人はその後「子育てに専念→パートタイマーか非正社員で仕事復帰」というコースをたどりました。今は「いったん就職したらできるだけ長く働きたい」という女性が増えています。今後は、男女ともにライフステージに合わせて働き方を変える人が増え、「一つの企業で同じ条件でずっと働き続ける」人は減っていくでしょう。
 今まで安定志向は“人生のリスク回避”でした。しかし、今後の激動社会をサバイブするには、安定志向は逆に“リスクを抱えること”になります。親がよかれと思って、あなたに安定志向を勧めても、それが幸せとは限らないのです。

(写真は、元首相・小泉純一郎さん&次男で衆議院議員の進次郎さん。演説の話し方とか父子そっくりだと思いませんか。俳優の孝太郎さんより進次郎さんの方がお父さん似のような……)

親とガチで対立したら距離を置く

 実家で親と同居していると、親も不安になってあれこれいろんな口出しをしてくることがあるでしょう。過干渉されればあなたも余計に不安になったり、反発心が芽生えたりしますよね。イライラすると自分なりの冷静な判断ができません。就活は「親離れ」「大人の階段を上るプロセス」だと思ってください。親に干渉されまくってほとほと困っているなら、それはきっと本格的な「親離れ」のチャンスです。就活を機に親から少し距離を置き、自力で解決できることは自分で考えてやるようにしてみましょう。そして、相談相手を複数に分散させてください。大学のキャリアセンター、先生、先輩、同級生、友だち、年上のきょうだいや親戚、他大学の就活仲間などです。本当の自立とは、「誰にも依存せず一人でやること」ではありません。「依存先を分散させること」も大切なのです。

(写真は、歌舞伎俳優の松本幸四郎さん=右端、長男で同じく歌舞伎俳優の市川染五郎さん。次女は女優・歌手の松たか子さん。長女の松本紀保さんも女優。親子そろって俳優ってスゴイですね)

親を味方につけてうまくいくことも

 一方、親を味方につけてうまくいくこともあります。テニスにたとえるなら、親にラリーの練習相手になってもらうのです。航空業界に内定したある女子学生は、母親に頼んで面接の練習相手になってもらったそうです。母親と一緒に、自分が小さい頃から大人になるまでのさまざまな出来事を洗い出しました。過去の出来事は自分よりも、親の方が案外よく覚えているものです。洗い出した出来事をポストイットにメモしてノートに貼り付け、面接用のエピソードとして保存しました。
 面接練習では、母親に面接官役をやってもらい、エピソードごとにさまざまな質問をしてもらったそうです。何度も練習したおかげで本番の面接では何を聞かれても怖くなくなったとか。根気強くつきあったお母さんの熱意もすごいですが、お母さんを上手に巻きこんだ学生さんも、なかなかやるなぁ!と思います。
 詳しくはこちらをどうぞ。
 →「就活体験レポート 母と二人で面接特訓、エピソードの引き出し増やす」