まや姉さんの就活モチベーションUP講座 略歴

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2017年09月21日

企業研究は、面白がったもん勝ち! Part1

絶対のルールや正解はない

 こんにちは、まや姉さんです!
 夏も終わりに近づきましたが、就活は進んでますか? ぼんやりとでも行きたい業界が見えてきた頃でしょうか? 「あさがくナビ」では次年度の就活に向けて秋の講座が始まりました。私も時折、講師となって学生さんたちにお話をしています。開催地は東京・大阪・名古屋・福岡の4カ所です。お近くの方はぜひいらしてください。(講座の詳細は、「あさがくナビ就職支援セミナー」をご覧ください

 先日、講座に参加した学生さんたちから、「どうやって企業の研究をしたらいいのか、やり方がわからない」という声を聞きました。確かにいきなり「企業研究」と言われると、途方に暮れてしまいますよね。個人的な感想ですが、これ、「研究」という言葉が心理的なハードルを高くしていると思います。要は、業界や企業のことを知るために、自分なりに工夫をして「調べ物」をすればいいのです。そして、調べ物の方法に「絶対的なルール」とか「正解」はありません。あなたなりの自由なやり方でOK。
 「自由なやり方で」と言われるとかえって困っちゃうんだけど……。そんな方のために、今回は企業調べの例を紹介します。
(写真は、就活本の鉄板「業界地図」です。大学のキャリアセンターとかにもあるはず)

はじめは興味ある業界から

 興味の対象が全く定まらないのに、やみくもに調べ物をしても、面白くありません。まずは、あなたが「好きな業界」を一つ二つ思い浮かべてみてください。今の段階では単なる直感でいいです。とりあえずの例として、私は(お酒が大好きなので)お酒メーカーを例に説明します。お酒が好きじゃない方ごめんなさい!

 まずは、会社四季報(東洋経済新報社)の「業界地図」などで好きな業界のページを眺めましょう。業界ごとに大手や中堅の企業がたくさん載っています。どこがどこに何%出資しているか、どの会社を買収して傘下に収めているか、資本関係がわかります。お酒メーカーのページにもたくさん会社がひしめいています。大手は営業利益が多い順に「サントリー」「キリン」「アサヒ」「サッポロ」の4社。誰もが知ってる超有名企業ですね。
 サントリーって、アメリカの大手企業を1兆円で買収したんだっけ。キリンも海外のビール会社にたくさん出資してるな。キリンも、チェコとかヨーロッパ5カ国のビール会社を買収して話題になったし。えっ、ワイン専門店で有名な「エノテカ」はアサヒ100%出資なんだ。高級日本料理の「なだ万」もアサヒ100%出資だったとは……など(いい大人の私でも)新たな発見があります。
(写真は、四季報「業界地図」のお酒メーカーのページ。社会人が見ても面白い!)

CMを見くらべてみよう

 企業研究、と構えるとまるで勉強みたいですが、日常生活で気軽にできることはいくらでもあります。一般向けに商品を出している企業なら、CMや広告のチェックがおすすめ。まずは主な売れ筋商品だけ見ればOK。ポイントは、「ライバル会社どうしを見くらべる」ことです。航空会社ならJALとANA、スーパーならイオンとセブン&アイグループ、化粧品なら資生堂と花王といった具合に。
ここで一つ、意識してほしいことがあります。CMや広告をチェックする時は、「好き嫌い」重視の消費者目線ではなく、クールな「作り手目線」になってみてください。起用されているタレントは? 映像のイメージは? キャッチフレーズは? ささる客層はどんな人たち?…など箇条書きでメモします。わからない部分はあなたの想像で埋めてOKです。
 CMは、テレビでもネットでもいいです。お酒メーカーの例として、大手4社のアサヒ「スーパードライ」、キリン「一番絞り」、サントリー「プレミアムモルツ」、サッポロ「黒ラベル」のCM動画を、各社のYouTube公式チャンネルで比べてみます(またお酒でスミマセン!)。

・アサヒスーパードライ:
タレント=福山雅治/映像イメージ=マッチョ、スポーティー、アウトドア、大勢の人が勢いよく動く/キャッチフレーズ=「辛口」「心がつながるうまさをぞくぞくと」/ターゲット=働き盛りの元気な男性、アウトドアで仲間と遊ぶのが好きな若者

・キリン一番搾り:
タレント=堤真一、満島ひかり、鈴木亮平etc.(複数キャストでシリーズ化)/映像イメージ=日常の幸せそうな飲食シーン/キャッチフレーズ=「一番搾り麦汁と二番搾り麦汁」「やっぱりビールはおいしい、うれしい」「幸せ」/ターゲット=味の違いにこだわる人、日常の幸せを大事にしたい人

・サントリープレミアムモルツ:
タレント=イチロー/映像イメージ=セレブっぽい雰囲気、高級感、特別感/キャッチフレーズ=「惚れたっ」「さぁ一週間のご褒美を」「このビールの香り、コク、香り」/ターゲット=時々贅沢したい人、グルメ好き、頑張った自分にご褒美をあげたい人

 ・サッポロ黒ラベル:
タレント=妻夫木聡・星野源/映像イメージ=天文台への階段、知的な雰囲気/キャッチフレーズ=「大人とは」「大人エレベーター」「若いとは」「丸くなるな、星になれ」/ターゲット=大人の男になりたい若者、知的でこだわりある男性

 CMを4本見ただけで、結構違いがわかります。一見どれも同じように見えるビールですが、各メーカーはいろいろ差別化をして市場に投入してるんですね。厳密に言うと各メーカーの考えを広告会社がわかりやすく映像化して、消費者に伝えているわけです。

 どうしよう、動画見てたらビール飲みたくなってきました……。

 あなたが興味ある業界では、現在どんな商品やサービスがありますか? ライバル会社で似たような商品はありますか? ライバルどうしは、どう差をつけて勝負しているでしょうか? 企業研究は、想像力も働かせながら、とにかくあなたが面白がれる方法でやってみてください。
(写真は、とあるコンビニのビール売り場です。今夜のお供はどれにしようかな……)

 次回も「企業研究」を面白がるコツについてお伝えします。

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