
■大塚製薬のサステイナビリティー
──大塚製薬のサステイナビリティーに関する活動は、何を軸にされているのでしょうか。
高橋千陽さん 当社の企業理念は「Otsuka-people creating new products for better health worldwide(世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する)」です。
世界の患者さんに貢献する新薬などを開発・提供する「医療関連事業」に加え、科学的根拠に基づいた独創的な製品を通じて、日々の健康維持・増進をサポートする「ニュートラシューティカルズ(NC)関連事業」を展開するトータルヘルスケアカンパニーとして、健康・社会課題解決に向けて取り組んでいます。その考えのもと、サステナビリティだから取り組む、というよりも私たちの事業活動そのものがサステナビリティと結びついている、と認識しています。
■高橋さんのお仕事
──高橋さんの社歴を教えてください。
高橋 2004年入社になります。もう二十何年になると思うと、自分でもびっくりです。現部署の前身の総務部 環境推進室には2019年から所属しています。2025年にサステナビリティ推進部が新設され、環境推進室もサステナビリティ推進部に組み込まれました。
環境推進室に来る前は、「ポカリスエット」や「カロリーメイト」などを扱うNC事業部(現・NC事業グループ)に所属していました。そこでは営業、学術、チームリーダー、量販担当のサポートなど、さまざまな業務を経験しました。
──「ニュートラシューティカルズ」という言葉の意味を教えていただけますか。
高橋 ニュートラシューティカルズは、ニュートリション(栄養)とファーマシューティカルズ(医薬品)を組み合わせた造語です。ただ「美味しい」というだけではなく、「科学的根拠に基づき健康維持・増進に貢献する製品を開発する」という考えに基づいた言葉で、事業の名前に使用しています。
日本にも世界にも製薬会社はたくさんありますが、健康に貢献する飲料や食品などを含めて活動しているという製薬会社はそれほどないと思います。治療だけではなく日々の健康維持・増進にも寄与するのが大塚製薬だと考えています。
──大塚製薬のサステイナビリティーは、主にどんなことに注力していますか。
高橋 大塚製薬は、健康に貢献する事業を通じて取り組むこととして、4つの重要項目(マテリアリティ)を特定しています。「トータルヘルスケア企業として世界の人々へウェルビーイングを提供」「企業理念を実現する人財の育成と環境整備」「ビジネスパートナーと協働したサステナブルな社会の実現」、そして私が担当している「地球環境への負荷低減」です。