
2028年に卒業する学生(学部3年、修士1年)の就職活動を、リアルタイムでルポしていく連載。今回は、都内私立大に通う男子大生のシンフォニーさんが4回目の登場です。夏の間をかけてチームで準備をしたインターンシップのプレゼンでしたが、評価はかんばしくなく、大きな挫折を味わったといいます。少し就活から距離を置きながら、おもしろそうな会社を探そうと考えています。編集長のアドバイスもあわせてどうぞ。
(写真はiStock)
【都内私立大3年男子 シンフォニーさん】
■<インターンシップ>プレゼン失敗も、大きな収穫になった
今年の夏は人材系企業の長期インターンシップに力を入れていました。課題に対してチームで打ち合わせを重ね、旅行先でもオンラインで課題に向き合い、深夜まで作業を続けるような濃密な日々でした。ただ最終発表の日、好成績をとれると思って臨んだのですがプレゼン内容に不備があり、そこをかなり強く経営陣から指摘され、落ち込んでしまいました。あとでフォローはしていただいたのですが、自分にとっては大きな挫折経験でした。一方でまだ自分が学生気質が抜けていないこと、プロフェッショナルという意識をもつことの重要性も痛感することができました。また、これまでいろいろな業界を見てきましたが、インターンシップでの経験を通じて人と向き合う仕事、人材・教育系の仕事が自分は好きなんだと気づけたことも、大きな収穫だったと思います。
■<就活の悩み>自分に合う会社、どう見つける?
少し気持ちを立て直すため、1~2週間ほど就活から距離を置いてほかのことをやろうと思っています。そのあとは、秋冬インターンに向けた説明会や選考をぼちぼち受けていくつもりです。どうすれば自分に合う会社を見つけられるか、試行錯誤しているところです。
<編集長のアドバイス>気になる企業の同業他社や関連業界から視野広げていこう

インターンシップで大変な経験をしたシンフォニーさん。でもそこから自分にとっての気づきを得て、少し就活を休んで気持ちを立て直そうとしていることはとてもGOODですね。インターンシップで失敗したからといって必ず選考に漏れるということはありませんし、学生がまだ仕事に慣れていないのも当然のことです。自分なりに気づきを得て、前向きに進み続けることが大切です。
自分に合う会社をどう探すかは難しいテーマです。たくさんの企業を見て絞り込んでいくことが理想ですが、大学生活も忙しいなかでタイパは気にしたいところ。特に中小・ベンチャー企業は情報も限られているので探索は大変です。最初は手当たり次第気になる企業をチェックしたり説明会に参加したりする必要がありますが、そのなかでいい企業がひとつみつかったらその同業他社や関連業界、つながりのある会社のなかから有望そうな企業を調べたり、インターンシップなどで出会った就活仲間と情報交換したりすることで、チェックする幅を広げていくことができると思います。
(写真・山本友来)
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