
2028年に卒業する学生(学部3年、修士1年)の就職活動を、リアルタイムでルポしていく連載。今回は、都内私立大文系学部に通う男子大生のアカウントさんが3回目の登場です。インターンシップから本選考に進み、最終面接間近まで進んだアカウントさんですが、はじめての対面での面接にちょっと緊張しています。最終面接前にぜひ読んでほしい編集長のアドバイスも、あわせてどうぞ。(編集部・福井洋平)
(写真はiStock)
【都内私立大3年文系学部 アカウントさん】
■<最終面接へ> インターンシップで一次免除
8月に入ってから、大手コンサルティング企業の選考が進んでいます。インターンシップに参加したことで一次面接が免除になり、二次面接はオンラインの1対1で、ガクチカや自分の強みと弱み、志望動機などを深掘りして聞かれました。面接後にはフィードバックもあり、言葉の使い方について指摘を受けました。幸いここは通過し、次は適性検査、それから最終面接の予定です。最終面接は初めての対面での面接になるので、服装はどうしたらいいか、対面での面接特有の注意点はあるかが気になっています。志望動機はさらに深掘りされると思うので、同業他社との違いなどはしっかり言葉にして伝えられるように準備していきたいです。
あとは、10年後のキャリアについても考えておこうと思います。入社後3年間で基礎を固め、5年目以降は後輩育成を通じて自分も成長しながら、最終的には一人でさまざまな課題解決ができるようになりたいと考えています。
■<今後の就活> 資格試験にも注力、就活は抑え気味に
今後は、大手金融機関の1DAYインターンシップ(オンライン)に参加する予定です。ただ、資格試験の勉強も忙しくなってきているので、新たなエントリーはなるべく増やさずに、まずは大手コンサルティング企業の最終面接に集中するつもりです。
<編集長フッキーのアドバイス>「なぜ同業他社ではだめか」が大事!

すでに最終面接のチャンスをつかんでいるアカウントさんに、意識してほしいことがあります。最終面接は特に、会社側が学生を採用していいかどうか、本当にうちの会社に納得して来てくれるのかを強く見極める場です。そのため、志望動機をじっくり深掘りしてくるのです。
志望動機を見極めるためによく聞かれる質問が、「なぜこの業界なのか、他の業界ではだめなのか」「なぜこの会社なのか、同業他社ではだめなのか」という問いです。ほかの業界でも、ほかの会社でも実現できそうな志望動機だと、「なんとしてもこの会社に入りたい」という意思がそれだけ薄いと判断できます。最終面接に挑むにあたっては、この問いに対する答えは準備しておく必要があります。インターンシップに参加した場合は、そのときに感じた具体的なエピソードを一つ持っておくと、より志望動機に説得力が増すでしょう。これからインターンに臨む方は、ぜひ心に残った経験をメモしておいて、本選考に備えてください。
対面面接とオンライン面接の違いも気になるところですね。ひとつは、オンラインより少し声を張り、はっきりと話すことを意識してください。面接の前に声が出るよう発声練習することもおすすめです。先輩のなかには、対面面接だと面接官がメモをとったりする様子がはっきり見えるため動揺してしまった、という声もありました。自分が話すことにしっかり集中できるようにイメージトレーニングしていくとよいでしょう。
面接の際の服装ですが、特に夏場「クールビズでお越しください」と指定されている場合は、男性の場合はネクタイ不要と考えて問題ありません。近年は夏にクールビズを推奨する会社が増え、社会人でもスーツ、男性はネクタイが必須ということはなくなってきたと感じます。ただ、社会人として相手に不快感を与えない服装をしていくことは前提なので、いわゆる「ビジネスカジュアル」で臨むのがいいでしょう。特に指定のない場合はスーツ、ネクタイ着用が無難です。社会に出るとどういうクライアントと接するかわからないため、フォーマルな格好で行動するとはどういうものかを覚えておくことは重要なスキルと思います。
(写真・山本友来)
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