2026年08月24日

残業抑制の流れ止まる? 今後のニュースチェックしよう【週間ニュースまとめ8月17日~23日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 この週には、働く人や就活生にとって、気になるニュースがありました。厚生労働省が「残業は45時間まで」と一律に抑制する方針をとりやめると発表したのです。ここ10年余、政府は「働き方改革」という言葉を掲げ、労働時間の短縮などの旗を振ってきました。今回の発表で、残業削減に向けた取り組みがスローダウンしてしまうことが懸念されています。人手不足に悩む経営者の声を反映して「働き方改革」を後戻りさせる動きと言えます。

 就活戦線でも、潮目が変わろうとしていると思わせる動きがあります。日本経済新聞が24日付朝刊の1面トップで、銀行の2027年度の新卒採用数が5年ぶりに減る見込みと報じました。人工知能(AI)を活用することで業務が効率化されることなどが理由だとしています。記事には「売り手市場に転機」という見出しがついています。就活生は、社会の流れに敏感になる必要があります。(ジャーナリスト・一色清)
(写真・厚生労働省が入る合同庁舎/朝日新聞社)

【国際】ICC赤根所長を制裁対象に、トランプ政権「悪意をもって権限乱用」(8/18.Tue)

 米国のトランプ政権は18日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長らを制裁対象にすると発表した。ICCが「米国の主権に対する許容できない脅威」になっていると主張し、「解体する」とまで唱えてきた米国が、そのトップを標的にする極めて異例の措置を発動した。米国はICCに加盟しておらず、ICCが米国やイスラエルの関係者を捜査対象にしていることに、強く反発してきた。ルビオ国務長官は18日の声明で、赤根氏らが「ICCの管轄権に同意していない政府の職員に対する捜査、逮捕、拘束、起訴を進めようとするICCの取り組みに直接関与してきた」ため、制裁対象に加えるとした。

【経済】ANAとJAL、羽田―岡山で初ダイヤ調整 新幹線との競争も背景?(8/18.Tue)

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は18日、国内線の一部で、初めてダイヤを調整すると発表した。国内線の収益性悪化が課題となる中、航空大手のライバルが手を組んで重複する時間帯を避け、搭乗率を上げる狙いがある。ダイヤ調整に東京と岡山を結ぶ路線に決めた背景には、新幹線との激しい競争もありそうだ。国土交通省によると、2025年度のこの路線の座席利用率は75.9%で、全体の81.3%よりも低い。

【労働】「残業は45時間まで」の一律抑制とりやめ 9月から、労基署の指導(8/19.Wed)

 厚生労働省は19日、企業などの時間外労働(残業)について、労働基準監督署の指導を9月から見直すと発表した。労使の合意で月45時間を超える時間外労働が可能な企業にも、一律45時間以内とするよう求めてきた指導を取りやめる。労働基準法で定められた労働時間の上限は1日8時間、週40時間。労使が「36(サブロク)協定」を結ぶと時間外労働が月45時間以内、さらに「特別条項」をつけると、休日労働を含め月100時間未満など法律の上限時間まで残業ができるようになる。

【国際】米韓が合同演習を縮小 金正恩氏と対話探るトランプ氏の意向が背景に(8/19.Wed)

 韓国軍合同参謀本部は19日、朝鮮半島有事を想定した米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」を21日で終えると発表した。17日に始まり、当初は27日までの予定だった。トランプ米大統領が演習の「大幅な縮小」を指示したことを受けた措置。背景には北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記と対話を再開したいトランプ氏の思惑があるとみられている。

【国際】100メートル走でボルト超え、世界記録続々 中国でロボット運動会(8/22.Sat)

 人型ロボットが陸上やサッカーなどで競い合う「世界人型ロボット運動会」が22日、北京市で始まった。開幕式に続いて開かれた陸上競技の予選では、人類の世界記録を超えるタイムが次々と飛び出し、急速な技術の進化を見せつけた。運動会は北京市などが主催し、今年で2回目。陸上100メートルでは、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持つ男子の世界記録9秒58を上回る9秒32が、400メートルでも男子世界記録43秒03を上回る39秒70の記録が出た。

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