
2028年に卒業する学生(学部3年、修士1年)の就職活動を、リアルタイムでルポしていく連載。今回は、航空業界に興味がある地方の大学院1年生・フライトさんが初登場です。いまいる大学院では就活をする人が少なく、情報不足に悩んでいるというフライトさん。編集長のアドバイスもあわせてどうぞ。(編集部・福井洋平)
(写真はiStock)
【地方大学院1年 フライトさん】
■<就活のきっかけ>社会人経験を経て新たな仕事に興味出てきた
大学を卒業後いちど社会に出て働き、その後大学院に進んだのですが、いま新たな道へのあこがれがでてきました。いま一番志望している業界は、航空業界です。地方で働いていたときに飛行機に乗る機会が格段に増え、フライトのたびに航空業界で働く人たちの高いプロ意識を目の当たりにして、「こういう世界で働きたい」という気持ちが芽生えてきました。欲を言えばパイロットになりたいですが、客室乗務員や航空整備、グランドハンドリングなど、航空に関わる仕事であれば何でも魅力を感じています。
ただ、航空業界一本に絞ると選択肢がとても狭くなるのも正直なところです。子どものころから乗り物全般が好きで、新幹線の運転手にも憧れていたくらいなので、鉄道を含めた運輸業界全体も視野に入れています。今はインターンシップの情報を集め始めて、いくつか応募している段階で、エントリーシートはまだ書いていません。まずは就活のスケジュールから調べていこうと思っています。
■<就活の悩み>周りに就活する人がいない
私がいる大学院は資格をとる人がほとんどで、就活をしている学生がほとんどいないのが悩みです。情報を得ようにも、キャリアセンターでも資格関連の情報が大半で、欲しい情報はなかなか手に入りません。自分で積極的に情報を取りにいかないと、何もわからないまま時間が過ぎてしまいそうで、そこが一番の悩みです。
<編集長フッキーのアドバイス>まずは合同企業説明会から、視野を広げる一歩を

社会人経験を経て新たな道を切りひらこうとしているフライトさん、その行動力はとてもGOODですね。あこがれは最大の原動力です。ぜひ前向きに夢に向かって取り組んでほしいと思います。
とはいえフライトさんも気づいているように、パイロットへの道は簡単ではありません。航空大学校やパイロット養成コースのある大学に進むという方法がありますが、いま通っている大学院からそこに進むのは現実的ではないとすると、JALやANAなど会社でパイロット養成コースを持つ会社に進む必要があります。倍率は非常に高く、相当の準備が求められる世界です。フライトさんのいうとおり、他の職種、業界もチェックしながら就活を進めるのがよいでしょう。
まわりからの情報が少なく悩んでいるフライトさん。インターネットだけでは情報に限りがあるので、できればリアルの場で行われている合同企業説明会に足を運んでみることをおすすめします。実際に社員の方と話すと、会社の雰囲気や働き方がリアルに伝わってきますし、「これは違うな」と感じることも、実は大切な情報になります。地方在住ということですが、近くでそういった説明会が行われていることもありますので、いろいろ検索して情報を集めてほしいと思います。
(写真・山本友来)
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