
(写真はiStock)

■<就活終了>働いている姿イメージできる会社に決める
志望度が高かった大手金融機関系のシステム会社に内々定をいただいてからも数社選考が残っていました。最終面接まで進んだ大手リース会社からお断りの連絡があり、就活を終えてシステム会社に進むことに決めました。ここは内定受諾の連絡も待ってくれ、定期的に人事部の方が連絡をくれていました。
夏のインターンの段階から社員さんの雰囲気が自分と近いと感じていて、「実際に働いている姿がイメージできる」という手応えを持っていました。就活を振り返ると、「この面接官の方とは合いそうだな」と感じた面接では通過し、「少し合わないかも」と感じた面接では落ちることが多かったように思います。もしかしたら、そういう気持ちが自然と相手にも伝わっていたのかもしれません。
■<振り返って>大企業子会社も含めて受けたのがよかった
就活を振り返ってみると、一番大変だったのはやはり夏休みの前後の時期でした。夏インターンのエントリーシートを毎日3社分書いたり、テストを受けたり、面接もあったりで、インターンには参加した数だけで35社ほど、エントリーは80~90社ほどしました。ITだけでなく、金融もエンタメもメーカーも幅広く見ていましたが、ITのインターンが一番自分に合っていると感じ、秋ごろにIT職に絞ることができました。インターンで社員さんと話せたことが本当に大きくて、実際の業務内容がイメージしやすくなりましたし、どういう志望動機で入社したのかを聞けたのも、自分の就活に活きました。
また、大手企業にこだわらず、子会社も含めて幅広く選考に参加したのもよかったと思います。結果的に、いまの内定先に出合うこともできました。
■<エントリーシート>「どんな社会をつくりたい」という目的から書く
一方で、エントリーシートは、もっと早い段階から積極的に他の人に見せておけばよかったとも思います。自分は本選考が始まった2月ごろになってようやく、「こう書けばいいのか」という感覚がつかめてきて、通過率が上がってきました。それまでは「自分は○○に興味があるので、御社で○○をやりたいです」という書き方をしていました。しかし、大手生命保険会社のリクルーター面談で、「まず自分が将来どんな社会を作りたいのかを明確にして、その目的のためにこの会社でどう働くのかという流れで書く」ことが大事だとアドバイスをいただいたことがきっかけで書き方が変わりました。キャリアセンターにもっと足を運んでブラッシュアップしておけば、秋の段階から通過率が上がっていたかもしれません。
■<就活対策>エントリーはとにかく数を出すこと
就活全体を通じて得たものは、社会や企業に対する知識です。就活を始める前は、知名度の高い会社くらいしか知らなかったのですが、有価証券報告書なども読みながら企業研究を重ねるうちに、世の中にはさまざまな会社があることを実感しました。今回内定をいただいたシステム会社も、就活をしていなければ存在すら知らなかったと思います。これから社会に出て行くうえでも役に立つ知識を得られました。
後輩にアドバイスをするとしたら、まずエントリーシートはキャリアセンターなどを使って早い段階から他の人に見てもらった方がよいということ、そしてインターンはできるだけ多く応募した方がよいということです。日程が重なりそうでも、どうせ選考があるのだからと気にせずどんどん出すべきだと思います。たくさん経験を積んだからこそ、自分に合う業界や社風が見えてきましたし、ES・面接・テストそれぞれの感覚も磨かれました。
◆朝日新聞デジタルのベーシック会員(月額980円)になれば毎月50本の記事を読むことができ、スマホでも検索できます。スタンダード会員(月1980円)なら記事数無制限、「MYキーワード」登録で関連記事を見逃しません。大事な記事をとっておくスクラップ機能もあります。お申し込みはこちらから。


1
2
3
4
5
6
7
8