2026年06月01日

コンビニ日本に広めた鈴木氏死去 進化の可能性信じた経営者【週間ニュースまとめ5月25日~31日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 コンビニエンスストアを日本で広めた立役者の鈴木敏文さんが亡くなりました。わたしが初めてコンビニの存在を知ったのは上京した1974年、朝7時から夜11時まで開いていることを示す店名のセブン‐イレブンの前を通った時です。眠らない街の東京では、こんな店があるんだと思ったことを覚えています。そのうち営業時間は24時間になり、食品や日用品を売るだけでなく、写真のプリントができたり荷物の受発送ができたり住民票がとれたり、はたまたお金をおろすこともできたりするなど、役割がどんどん増えていきました。まさにコンビニエンス(便利)になっていったのです。今では、コンビニがなかった時代を想像できないくらい人々の生活を支える存在になっています。

 鈴木さんはこうしたコンビニの進化の可能性を最初から信じていたのだと思います。信じる力がないと、あんなに急速に発展できないでしょう。業態や製品には進化の可能性を秘めているものとそうでないものがあります。その可能性を見抜く力を持っている人はビジネスの成功者になれる可能性もあります。みなさんも関心のある業界の業態や製品について進化の可能性を考え、就活に生かしてください。(ジャーナリスト・一色清)

【経済】セブン&アイ元会長・鈴木敏文さん死去 国内コンビニの「生みの親」(5/25.Mon)

 国内初の本格的なコンビニチェーン「セブン―イレブン」を生み出したセブン&アイ・ホールディングス(HD)名誉顧問の鈴木敏文(すずき・としふみ)さんが5月18日、心不全で死去した。93歳だった。国内のコンビニの「生みの親」と称された。イトーヨーカ堂で店舗開発を担当していた1970年代初め、中小規模の小売店を活性化させる手段として、米国で急成長していたコンビニに着目。社内外の「時期尚早」との反対を押し切り、米サウスランド社と提携し、1973年にヨークセブン(現セブン―イレブン・ジャパン)を設立。銀行業への参入やプライベートブランド「セブンプレミアム」の立ち上げなども、反対意見がある中で推し進めた。そんな即断即決のワンマン経営と徹底した消費者目線で、セブン&アイHDを巨大流通グループに押し上げた。

【国際】AI発展は「新たな産業革命」 教皇が重要文書発表、尊厳と正義訴え(5/25.Mon)

 ローマ教皇レオ14世は5月25日、就任後初となる重要文書「回勅(かいちょく)」を発表し、AI(人工知能)がもたらす課題に関して教会の指針を示した。AIやロボット工学を含むデジタル化の進展を「第4次産業革命」と位置づけたうえで、人間の尊厳や正義、労働、平和を守る必要性を訴えた。AIの軍事転用にも触れ、「AIは紛争における非人間性を取り除かない。むしろ紛争をより速く、より非人間的にし、暴力に訴えるハードルを下げる」「戦争を道徳的に受け入れられるようにするアルゴリズムなど存在しない」と警告した。

【社会】「巨人軍監督の名を汚した」阿部監督が辞任、娘への暴行容疑受け(5/26.Tue)

 プロ野球読売ジャイアンツ(巨人)の阿部慎之助監督(47)は5月26日、娘への暴行容疑で現行犯逮捕されたことを受け、辞任した。球団によると、5月25日午後6時ごろ、阿部監督は都内の自宅で長女と次女がけんかを始めたため、それを止めようとしたが、長女から言い返されたことに腹を立て、長女の襟元をつかみ、投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。長女は直後に、Chat(チャット)GPTを使い、児童相談所への通報を勧められたことから通報し、児童相談所から連絡を受けた警視庁渋谷署が阿部監督を現行犯逮捕した。阿部監督は5月26日未明、釈放された。

【経済】オートバックスや奇瑞汽車がEVの新ブランド 軽EVを来年発売へ(5/27.Wed)

 車用品のオートバックスセブンや中国自動車大手の奇瑞汽車(チェリー)などが連携し、日本市場向けに新たな電気自動車(EV)のブランドを立ち上げた。日中で共同設立したEMT(横浜市)が5月27日に発表した。まずは2027年に中国製の軽乗用車のEVを投入し、オートバックスの店舗網も活用して販売を広げたい考えだ。新たなEVブランドは「EMTA(エムタ)」。運営するEMTは、オートバックスやチェリーのほか、空気圧縮機メーカーのアネスト岩田や中国のバッテリー企業など計5社でつくった。

【経済】コーラ・シーチキン・おむつ…値上げ1万品目超え 新たな販売休止も(5/29.Fri)

 帝国データバンクは5月29日、今年の飲食料品の値上げが1万品目を上回る見通しになったと発表した。中東危機で高騰した資材やエネルギーコストを、価格に転嫁する動きが広がっており、調査を始めた2022年以降、5年連続で1万品目を超えそうだ。調査担当者は「夏以降に値上げラッシュに突入する」とみる。値上げの要因を複数回答で聞くと、「原材料高」が97.7%で最も高く、「物流費」が74.1%、「包装・資材」が73.7%だった。

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