2026年05月23日

【27卒学生の就活ルポ】自然体で選考に挑んだ会社で内々定【eスポさん12】

テーマ:27卒学生の就活ルポ

 終盤となった2027年卒(大学4年、修士2年)の就活をルポする連載。今回は、都内私大文系学部の男子学生eスポさんが登場します。年明けから少し苦戦していましたが、本命度の高かったIT系企業に無事内々定をもらうことができました。様々な選考を経験してきましたが、最終的には自分が自然体で選考に臨めた会社で内々定を獲得できた、と振り返っています。ひっかかるポイントがある企業に無理に挑むことはない、とアドバイスしています。(編集部・福井洋平)

【都内私立大文系学部 4年男子 eスポさん】

■<内々定> 自然体で面接に臨めた会社でいい結果が出た
 選考が進んでいた大手金融機関系のシステム会社から無事、内々定をいただきました。インターンシップに参加していたため一般の選考より早く選考がスタートし、面接は2回で最終面接は対面でした。ガクチカや志望理由のほかに「最終的に何を決め手にして会社を選びますか」という質問もあり、「地方にITを通じて関われる会社に入りたい」と答えました。手応えは正直半々でしたが本命度が高かったこともあり、10日くらいたって電話で内々定の連絡をいただいたときはほっとしました。

 大手生保やメガバンク系リース会社など、残念ながら落ちたところもあります。内々定をいただけたところと落ちたところとの違いは、その会社で実際に働いているイメージを面接官に持ってもらえるかどうか、だったと思いました。内々定をいただいた金融機関系ITシステム会社は、社員の方々の穏やかな雰囲気が自分の性格と近いと感じていて、自然体で臨めました。他社では求められる人材像に合わせようとしていた部分があって、「熱意が伝わってきづらい」というフィードバックをもらったこともあります。そこからはガクチカを話すときに「何をしたか」という事実だけでなく、「どういう思いでやったのか」「そのとき何を感じたか」という感情の部分を会話のなかに織り交ぜるようにしたりしました。ただ、内々定獲得で一番大きな要因は、面接でも自分らしくいられたことだと感じています。

■<後輩へのアドバイス>嫌な条件がある会社は避けたらいい
 いまはほかの大手金融会社や生保会社のITコースなど数社の選考が残っています。企業研究は事前にしっかりするようにしていて、その会社が最近リリースしたアプリのサービスに注目したり、力を入れている事業分野と自分の強みを結びつけたりして面接対策しています。大手リース会社は3回面接をしたのですが、これまでガクチカを聞かれたことがなく、珍しい会社だなと思っています。

 今受けている会社の選考が一通り終わったら、就活を締めくくろうと考えています。最終的にはITの上流から下流まで幅広く経験できて、待遇がある程度よく、キャリアパスも豊富にありそうな会社を選びたいと考えています。後輩から就活の相談を受けるようにもなりましたが、「全国転勤があるなど、自分が嫌だと思う条件のある会社は避けた方がいい」「インターンシップには3年生の早いうちから参加してほしい」ということは伝えています。

◆朝日新聞デジタルのベーシック会員(月額980円)になれば毎月50本の記事を読むことができ、スマホでも検索できます。スタンダード会員(月1980円)なら記事数無制限、「MYキーワード」登録で関連記事を見逃しません。大事な記事をとっておくスクラップ機能もあります。お申し込みはこちらから

アーカイブ

テーマ別

月別