
(写真はiStock)

■<内定承諾> 留学するか悩んだが、最終的に入社を決める
就活中に大きな病気をしたことから、自分のやりたいことを考えて会社に入らず留学するという選択肢も検討していました。ただ、親や知り合いの社会人にいろいろ相談するなかで、今後のキャリアを考えると一度会社に入って仕事をしたほうが今後の選択肢が増えていいというアドバイスをいただき、悩みましたが内々定をいただいていた大手メーカーに入社をしようと決断しました。選考中にお会いした方の雰囲気がよく、同期も海外経験が豊富な人が多くて刺激を受け、ここで働きたいと思えたことが最後の決め手になりました。
■<就活を振り返って>業界は最初は絞らないほうがいい
就活を振り返ってまず思うのは、「最初から業界を絞らなければよかった」ということです。私は就活をはじめた当初は業界を絞って見ていたので、途中で広げて、また絞って……という作業を繰り返してしまい、いま思えば無駄でした。できれば3年生の夏休みのうちに、金融でも不動産でもとにかくいろんなインターンシップに参加してみることが大事だと思います。私自身も、最初は何をしている会社かもよくわからなかった大手メーカーのインターンシップに参加して、業界全体や営業職の仕事に対する見方ががらっと変わり、仕事が面白そうだと感じられるようになりました。「合わない」と決めつける前に、とりあえず行ってみる。それだけで世界が広がると思います。
■<就活対策> 出会った社員の名前はメモ、ウェブでわかる質問はしない
細かいことですが、インターンシップや座談会で出会った社員さんの名前を、ちゃんとメモしておけばよかったと思っています。最終内定をいただいたメーカーの面接では、インターンシップに参加されていた社員さんのお名前を出したことで場が盛り上がりましたが、ほかの会社ではそういう会話ができなくて少し残念でした。
また、自分はOB・OG訪問は積極的にはしませんでしたが、そのぶん会社がセットする社員座談会などでは事前に会社のホームページなどを見て、質問を考えて臨むようにしていました。ホームページを見ればわかるような質問はせず、「御社のサイトにはこういうことが書かれていますが、これはどういう意図なんでしょうか」と自分なりに仮説を立てて踏み込んだ質問をすることを意識していました。
■<就活の悩み> 周りと比べないことがメンタル安定の秘訣
就活中に一番苦しくなるのって、周りと自分を比べてしまう時だと思います。私はたまたま、就活をしている友人が周りにあまりいなかったので、比べる対象がなかったんですよね。それがよかったのか、あまり落ち込まずに進めることができました。比べるなら、同じフェーズにいる友人よりも、すでに経験した先輩の話を聞く方がずっといいと思います。あと、就活って「やってきたこと自慢大会」みたいになりがちで、私自身もそれが嫌でした。留学経験やすごい実績がなくても、自分がちょっとでも頑張ったことがあれば、それで十分話せると思うんです。経験に順位をつけるんじゃなくて、なぜその経験が自分にとって意味があったのかを話せることの方が、ずっと大事だと感じました。
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