2026年04月20日

人型ロボット、ついに人間の記録抜く ロボット技術進化に注目を【週間ニュースまとめ4月13日~19日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 この週には、技術革新がすごいスピードで進んでいることがわかるニュースがありました。中国でおこなわれた人型ロボットのハーフマラソン大会で、優勝記録が昨年の記録を2時間近くも縮め、人間の世界記録を大幅に上回ったのです。人型ロボットが実際に社会で働き始める時代も近いと思われます。一方、日本では外食業界への特定技能1号による外国人受け入れを停止するというニュースがありました。外食業界は人手不足で特定技能1号による外国人を積極的に受け入れてきましたが、2029年3月末までの人数枠の上限に早くも達する見通しになったためです。

 高性能の人型ロボットが開発されれば、外食業界の人手不足もぐっとやわらぐかもしれません。ただ、その人型ロボットが中国製では日本経済全体にとっての恩恵は小さくなります。日本製人型ロボットの技術開発の行方にも注目しましょう。(ジャーナリスト・一色清)
(写真・北京で開かれた人型ロボットが走るハーフマラソン大会で、コーナーを駆け抜けるロボット=2026年4月19日/朝日新聞社)

【労働】外国人採用、見直す外食各社 特定技能1号が上限に、引き上げ要請へ(4/13.Mon)

 人手不足の分野で働く外国人に認められる在留資格「特定技能1号」について、政府は外食業界への新たな受け入れを13日付で原則停止した。大手外食チェーンには資格の取得を前提に採用計画を立てていたところもあり、見直しを迫られている。業界団体は近く、受け入れ人数の上限を引き上げてほしいと政府に要請する方針だ。政府は特定技能1号の制度を使い、2029年3月末までで上限80万人余りを受け入れる方針だ。うち外食は5万人の枠があり、近く上限に達する見通しになった。

【政治】自衛官が党大会で国歌、高市首相「違反にあたらず」 中立性に疑義も(4/14.Tue)

 陸上自衛隊員が12日に自民党大会に出席し、国歌を歌った問題をめぐり、高市早苗首相は14日、「国歌を歌唱することは政治的行為にあたらず、自衛隊法違反にはあたらない」との認識を記者団に示した。これに対し、党大会に参加したこと自体が、自衛隊の政治的中立性に疑義を生じさせかねないとの指摘が出ている。

【社会】25年度の訪日客、最多4282万人 中国や中東情勢で先行きは懸念(4/15.Wed)

 2025年度に日本を訪れた外国人客(インバウンド)は4282万9443人で、年度として初めて4千万人を上回った。日本政府観光局が15日、3月の速報値を発表した。好調な状況が続いている一方、今後は中国との関係冷え込みに加えて、イラン情勢を受けた往来の減少が懸念される。円安によってアジアからの旅行者数が増えているほか、米国や欧州、豪州からの客数も大幅に増加した。消費額も増えており、先月31日に発表した2025年の訪日客の消費額(確報)は過去最高となる9兆4549億円だった。

【経済】AIが予定確認してメッセージを送信 ソフトバンク、AIスマホ発売(4/17.Fri)

 AI(人工知能)が利用者のやりたいことを予測し、次の操作を提案する――。そんなスマートフォンをソフトバンクが発売する。AIが予定を確認してメッセージを送るなど、複数のアプリにまたがる操作が簡単にできるようになる。ソフトバンクが17日に発表した「ナチュラルAIフォン」は、米新興企業「ブレーン・テクノロジーズ」が日本向けに開発した。グーグル基本ソフト(OS)が入ったアンドロイド端末で、24日に発売する。ソフトバンクが1年間独占販売するといい、価格は9万3600円(税込み)。

【科学】人型ロボットが人間の世界記録を大幅更新 北京でハーフマラソン(4/19.Sun)

 人型ロボットが走る第2回ハーフマラソン大会が19日、北京市で開かれ、中国国営中央テレビによるとトップのロボットは48分19秒のタイムでゴールした。ただ、大会規定でタイムが加算されたことで、別のロボットの50分26秒が優勝タイムとなったが、人間の男子の世界記録である57分20秒を大幅に上回った。初開催だった昨年の優勝タイムは2時間40分42秒だった。


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