業界研究ニュース

2017年01月20日

松屋、すかいらーく、丸亀製麺…外食大手が「とんかつ」に“カツ”路?

外食

格安路線、カツのはどこだ?

 牛丼「松屋」の松屋フーズや、ファミレス「ガスト」のすかいらーく、「丸亀製麺」のトリドールホールディングス、居酒屋「甘太郎」のコロワイドなど、おなじみの大手外食産業が、続々とんかつ店に参入しています。
 2017年1月27日のまとめ記事「格安とんかつ、勝つのは? 外食大手続々参入」で全体の動きをチェックしてみましょう。(写真は、松屋フーズが経営する「松のや」のとんかつ定食です)

(2017年1月17日朝日新聞デジタル)

カツ丼も、どんどん増える?

 とんかつチェーン店は、「松のや」「松乃家」(松屋)、「とんから亭」(すかいらーく)、「豚屋 とん一」(トリドール)、「とんかつ神楽坂さくら」「かつ時」(コロワイド)など。チェーン店としては、1998年に1号店が出来た「かつや」のアークランドサービスホールディングスが先行し、国内321店、海外19店を展開しています(店舗数は会社HPより)。それにしても、とんかつ店チェーンがずいぶん増えたものですね。
(写真は、アークランドサービスホールディングスが経営する「かつや」のカツ丼です)

牛丼よりちょい高めで、プチぜいたく?

 とんかつ店のチェーンが増えた理由として、記事では「家庭で手間がかかる揚げ物をすることが減り、ファミリー向けの外食メニューとして人気が出ている」と、分析しています。松屋フーズは、牛丼に次ぐ「第2の主力」と位置づけていて、とんかつ店を今年3月までに126店(昨年末は109店)に増やす予定だそうです。2016年3月期の直営店売上高で見ると、全店ベースで前年比率37.8%増の61億円にのぼるという急成長ぶりです。売りのロースかつ丼は一杯490円(税込み)で、松屋の牛めし290円(同)より少し高めですが、専門店よりはぐっとお値打ちな価格。「プチぜいたく」層ねらいのようです。調査会社の富士経済は、とんかつ・カツ丼の16年の市場規模は443億円(前年比16.4%増)と推定しています。

とんかつ、既存と新規で競争激化?

 このように、企業ごとの個別情報を提供するのでなく、業界全体の動向やトレンドを紹介する記事を「まとめ記事」と呼びます。冒頭の記事では「格安とんかつ 勝つのは?」と、「カツ」に「勝つ」をかけた見出しで読者の目を引き、既存チェーンと新規チェーンとの競争の激化を指摘しています。各企業の個別のチェーン展開の記事だと大きな記事にはなりにくいですが、業界全体の「まとめ記事」になると、見出しも大きく行数も多い目立つ記事になります。
 志望企業が業界の中でどんな位置にあるのか、同業他社とどこがどう違うのかについて調べる時は、こうした「まとめ記事」がうってつけです。

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