2017年06月05日

AI搭載、家庭用「スマートスピーカー」が話題 ニュース★あらもーど(5月29日~6月4日)

テーマ:週間ニュースまとめ

 「スマートスピーカー」、知っていますか? 朝日新聞記事データベースで検索しても出てくる記事がゼロ。つまりまだ一度も記事には登場していない言葉なのですが、米国では既に大きなブームになっており、朝日新聞デジタルには今年になって数件の記事に出ています。ネットにつながり、人工知能(AI)で音声を認識できることで、ユーザーの声による問いにあれこれ答えてくれる家庭用のスピーカーのことです。年内の国内上陸を先日発表した「グーグルホーム」や米国で昨年500万台以上を売り上げたアマゾンの「エコー」がそれで、今後国内でも大きな動きになっていくのは確実です。少し気にしておくといいですよ。

 写真は、5月18日付朝日新聞朝刊、高級時計「HUBLOT」の突き出し広告を使ったバッグ。背景は東京・銀座のウブロブティック銀座です。

 毎週月曜は1週間のニュースのうち、みなさんと共有したい話題をお届けする「ニュース★あらもーど」の日。火曜~金曜日の「今日の朝刊」通常版で大きく取り上げていないニュースをまとめています。ご活用ください。(朝日新聞教育総合本部ディレクター・真下 聡)

ニュースダイジェスト

【自動車】佐藤琢磨、インディ500で日本人初V 世界3大レース (5/28.Sun)

 自動車の「世界3大レース」の一つとされる第101回インディアナポリス500マイル(インディ500)の決勝が米インディアナ州であり、元F1ドライバーの佐藤琢磨(40)=ホンダ=が8度目の出場で日本人初となる優勝を果たした。インディ500は、F1モナコ・グランプリ、ルマン24時間耐久レースと並ぶ世界的な人気レース。

【労働】4月求人1.48倍、バブル期超え 43年ぶり高水準(5/30.Tue)

 厚生労働省が発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0.03ポイント高い1.48倍だった。バブル期の1990年7月に記録した1.46倍を超える高水準で、人手不足感が強まっている。有効求人倍率は、求職者1人あたりに何件の求人があるかを示す。リーマン・ショック後の2009年8月に過去最低の0.42倍を記録した後、上昇傾向が続いている。

【株価】企業好調、東証2万円台 なお残る政治リスク (6/2.Fri)

 東京株式市場の日経平均株価が前日より300円超も値上がりし、終値は2015年12月以来、1年半ぶりに2万円台を回復した。「トランプ相場」で上がった株価は、トランプ米政権の不安定さなどから勢いを失ったが、好調な企業業績などを受けて再び上昇した。ただ、世界各地の政治情勢が経済を揺さぶるリスクは残っている。

【人口】2016年の出生数、初の100万人割れ(6/2.Fri)

 2016年に国内で生まれた日本人の子どもの数は97万6979人で、年間の出生数で初めて100万人の大台を割り込んだ。厚生労働省が発表した。合計特殊出生率は1.44で、前年を0.01ポイント下回った。前年より下がるのは2年ぶり。人口維持に必要とされる2.07に遠く及ばず、人口減に歯止めがかからない。

【国際】ロンドンで再びテロ、7人死亡 車暴走、刃物で襲撃 (6/3.Sat)

 英ロンドン中心部でバンが暴走して複数の歩行者をはねた。男3人はバンを乗り捨てた後、食材市場付近で人々をナイフで襲った。一連の事件で7人が死亡、警官を含む48人が負傷した。実行犯3人は駆けつけた警官に射殺された。警察当局は事件をテロと断定した。

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