2017年04月17日

北朝鮮情勢緊迫で「円高ドル安」 なぜ? ニュース★あらもーど(4月10日~4月16日)

テーマ:週間ニュースまとめ

 「有事のドル買い」という言葉、知っていますか? 国際情勢が緊迫すると、かつては基軸通貨のドルが買われることが多く、その経験則を指した言葉です。しかし米国のシリア攻撃で、北朝鮮をめぐる情勢にも緊迫感が漂ってきたのに、最近の金融市場で起きているのは逆の「円高ドル安」です。日本の企業や個人が、海外資産を円に戻す動きが出るのでは?という発想から、円の需要が高まると見て、投資家が先回りして円を買っている、ということのようです。金融市場は難しいですが、激しい動きがあるときには解説記事が載りますので、比較的理解しやすいですよ。

 写真は3月30日付朝日新聞朝刊、春の新番組をアピールするフジテレビの全面広告を使ったバッグ。背景はフジテレビショップ東京駅店です。

 毎週月曜は1週間のニュースのうち、みなさんと共有したい話題をお届けする「ニュース★あらもーど」の日。火曜~金曜日の「今日の朝刊」通常版で大きく取り上げていないニュースをまとめています。ご活用ください。(朝日新聞教育総合本部ディレクター・真下 聡)

ニュースダイジェスト

【人口】50年後の日本、8808万人 国立研究所推計(4/10.Mon)

 2065年の日本の人口が8808万人になるとした50年後までの将来推計人口を、国立社会保障・人口問題研究所が公表した。女性が生涯に産む子どもの数(合計特殊出生率)の50年後の見通しは2012年の前回推計より回復して1.44になるとし、人口が減るペースは前回より緩やかになった。

【決算】東芝、監査法人「意見不表明」のまま発表 (4/11.Tue)

 東芝は、2度延期していた2016年4~12月期決算を、国が認めた期限の日に発表した。ただ監査法人の「適正意見」は得られず、代わりに「意見不表明」という信頼性を欠いた異例のものとなった。発表した決算は、米国の原子力事業関連で7166億円の損失を計上し、純損益は5325億円の赤字(前年同期は4794億円の赤字)。

【金融市場】シリア・北朝鮮懸念 5カ月ぶり円高水準 (4/12.Wed)

 12日の東京金融市場は円高・株安が進んだ。円相場は一時1ドル=109円台前半と約5カ月ぶりの円高ドル安水準となった。シリアや北朝鮮情勢の緊迫化で、投資家がリスクを回避する姿勢を強めている。かつて「有事のドル買い」と言われ紛争時に基軸通貨のドルが買われた。最近はより「安全」な資産として円が買われ、円高になることが多い。

【警視庁】無人運転車の公道実験、解禁へ 基準案を公表 (4/13.Thu)

 車の自動運転の実現に向け、無人の車が遠隔操作で公道を走行実験できることになった。警察庁が、開発者が実験するための基準案を公表した。5月中に正式に基準を定め、早ければ今夏にも開発者側の申請が始まる。一般の通行に支障がない時間や場所で実施する▽事故が起きた場合の態勢を備える▽実験車両であることを表示――といった内容になっている。

【国際】北朝鮮、ミサイル失敗 中距離弾道弾、発射直後に爆発 (4/16.Sun)

 北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射した。中距離弾道ミサイルと見られるが、発射直後に爆発。発射は失敗したとみられている。米国は原子力空母カールビンソンを朝鮮半島近海に向かわせており、ペンス米副大統領も韓国に到着。北朝鮮はこれに合わせて発射し、トランプ米政権を牽制(けんせい)する狙いだったと受け止められている。

※「就活割」で朝日新聞デジタルの会員になれば、すべての記事を読むことができ、過去1年分の記事の検索もできます。大学、短大、専門学校など就職を控えた学生限定の特別コースで、卒業まで月額2000円です(通常月額3800円)。お申し込みはこちらから