2016年07月16日

ポケモンGO旋風、その影響にも注目!(ニュース★あらもーど 7月11日~7月15日)

テーマ:週間ニュースまとめ

 「ポケモンGO」大人気のニュースが続々と海外から届いています。米国で1日のアクティブユーザー数がすでにツイッターを超えたという報道もなされているようです。このゲームはスマホで見た現実の画面に架空のポケモンを表示させるというAR(Augmented Reality、拡張現実)の技術を使っています。そこに行かないとゲットできないため、お目当てのポケモンを求めて、多くの人が街に出ているそうです。家にこもりがちになると批判されることもあるゲームですが、逆に人を外に連れ出すポケモンGO。遊びの世界だけでなく人々の生活やビジネスに大きな影響を与えるかもしれません。月内には日本でもリリースされるようですから要注目です。

 写真は3月19日付朝日新聞朝刊、漱石「吾輩は猫である」特集を使ったバッグです。
 今日から3連休。月曜は海の日ですので、今回は土曜に「ニュース★あらもーど」をお届けします。火曜~金曜日の「今日の朝刊」通常版とともにご活用ください。(朝日新聞教育総合本部ディレクター・真下 聡)

ニュースダイジェスト

【ゲーム】ポケモンGO、世界で爆発的人気 任天堂株価が急騰 (7/12.Tue)

 任天堂などがつくったスマートフォンのゲーム「Pokemon GO」(ポケモン ゴー)が、世界で爆発的な人気となっている。日本に先駆けて豪州やニュージーランドでは6日、米国でも7日(日本時間)からサービスを開始したが、米国では750万回以上ダウンロードされた。アプリを無料でダウンロードし、スマホの画面を見ながら街を歩き、隠れているポケモンを探すという設定。カメラのモニター機能と位置情報を利用して、現実世界がゲームの舞台となる。基本プレーにはお金はかからないが、ゲーム内で使う一部のアイテムに課金される。任天堂の業績回復につながると期待されており、サービス開始前は1万4000円台だった株価が、12日の終値は2万2840円。4営業日で約1.6倍になった。日本でも7月中にサービス開始の予定だ。


【食品】ハイボールに押され? 1~6月ビール系出荷、4年連続減 (7/12.Tue)

 ビール、発泡酒、第3のビールをあわせた「ビール系飲料」の2016年1~6月の出荷量は、前年比1.5%減の1億9278万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、上半期としては4年連続で過去最低を更新した。1杯目からハイボールやチューハイを飲む傾向が広まっていることが背景にありそうだ。出荷量の内訳はビールが49.6%、発泡酒が14.0%、第3のビールが36.4%。
会社別では、アサヒが前年比1.1ポイント増の39.2%で7年連続の首位。ビール系が減るなかで、ハイボールや低アルコール飲料(RTD)、ワインなどの需要は拡大。特に飲食店ではハイボールが浸透しているという。

【統計】日本の人口、7年連続減 減少数、最大の27万人 (7/13.Wed)

 住民基本台帳(2016年1月1日時点)に基づく日本人の人口が前年より約27万人少ない1億2589万人となり、7年連続で減ったことが総務省の人口調査でわかった。全体に占める65歳以上の割合は26.59%、東京、名古屋、関西の三大都市圏の人口の割合は51.23%といずれも過去最高を更新するなど、高齢化と都市部への一極集中が進んでいる。人口は前年より27万1834人減り、年単位の減少数は今の調査を始めた1968年以来最大。出生者数から死亡者数を引いた「自然減」が28万6098人と過去最大だったためだ。「自然増」は沖縄、東京、愛知、滋賀の4都県で、人口が増えたのは東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、沖縄の6都県にとどまった。外国人は約11万人増の217万人で、2013年の調査開始以来、最高だった。


【国際】英国新首相にメイ氏 離脱派のジョンソン氏、外相に(7/13.Wed)

 英国の与党・保守党のテリーザ・メイ党首(59)が第76代首相に就任し、主要閣僚を発表した。国防相など閣僚経験が豊富なハモンド外相を「政権ナンバー2」の財務相に起用。離脱キャンペーンを率いて次期党首と有力視されながら党首選に出馬しなかったジョンソン前ロンドン市長を外相に大抜擢した。EU離脱担当相と国際貿易担当相のポストを新設し、それぞれ離脱派のデービス元欧州担当相とフォックス元国防相を任命した。ファロン国防相は留任した。メイ新首相は6月の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めた同国の政治経済を安定させ、難航が必至のEUとの離脱交渉を進める重責を担う。

【政治】東京都知事選に21人立候補 31日投開票(7/14.Thu)

 舛添要一前都知事の辞職に伴う東京都知事選が告示され、過去最多の新顔21人が立候補を届け出た。「政治とカネ」をめぐる問題で、猪瀬直樹氏、舛添氏と2代続けて任期途中での辞職が続き、4年で3度目の知事選。31日の投開票日に向け、「知事の資質」や都政の信頼回復に臨む姿勢が問われる。舛添氏の高額な海外出張費や公用車の公私混同が問題視され、行財政改革への取り組みが注目されそうだ。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちなど推薦=は舛添氏の海外出張費問題を批判。元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日本のこころを大切にする党推薦=は「子育て」「高齢者」「災害」の三つの不安の解消に努めるとした。元防衛相の小池百合子氏(64)は都政の合意形成過程を透明化するなど行財政改革に力を入れると訴えた。

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